


朝のウォーキング中、農道脇にピンク系ムラサキツユクサが咲いていた。
アブが張り付いていて食餌中だったので、静かに近づきアップで連写した。
黄色い枕のような葯には花粉が入っていると言うのだが、その袋からどうやって花粉が出るか取り出すのだろうと思ったら、どうやら横に割れ目があるらしいと分かる。
細い雌蕊の柱頭に吻(フン)を付けているアブもいるので、蜜か匂いを出しているのだろう。
雄蕊の葯の割れ目から花粉を着け、次は雌蕊の柱頭に吻を当てたら、花の思う壺の受粉となるという仕掛け。
雄蕊の花糸に付いている毛は1列に並んだ細胞で先端の細胞が分裂して発達していくのだとか。
かなりズームアップして撮れたので、細胞が数珠繋ぎになっている様子が観て取れる。