


アマガエル(雨蛙)はどこにでも居て、暑い時期は葉陰でうずくまっていたり、家の中に入ってきたりする。
それとは対照的に、トノサマガエルは水辺から離れられないようだ。
図体が大きいので、天敵が迫った時にいち早く水中に逃れることができるようにということだろう。
わがビオトープの睡蓮の葉の上に乗って腰湯状態の殿様が居た。
何故か体を捻っているのだが、たぶん飛んでいる糸トンボに狙いを定めているうちに、スイーっと捕えられる圏外へと逃げられてしまった状態を保っているのではないかと推測した。
日を置いて、ほぼ同じ状態の殿様が居て、睡蓮の花を眺めているような状態だったので撮ったのだが、よくみると違う個体。
後者は背中の線が乱れているのと、腰湯状態ではなく腹湯状態なのは重さが違うのだろうと思われる。
となると、トノサマガエルには縄張りといったものがなく、争うこともないのかもしれない。
この殿は昼過ぎに睡蓮の花が閉じてしまってからも同じ姿勢を保っていた。
よほど、この場所の腹湯状態が快適なのだろう。
かと言って、いつも居るわけではなくて、空席だったりするから、いつだって何となくの偶然か・・。
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