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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

紫の花々が地べたにも木の上にも

2025年05月12日 07時40分20秒 | 身の周りの植物








地べたにはスミレ(菫)にカキドオシ(垣通し)、木の上にはフジ(藤)にキリ(桐)。
いつもなら咲くのはキリよりフジが先なのだが、以前にもあったことで、異常気象から同時開花だ。
キリの咲く前にジャガイモは伏せよ、ということになっているようで、なんとか間に合った。

4/27の記事『足元の花』でスミレサイシン(菫細辛)としているスミレに似て、葉の違うのを、また庭で見つけた。
スマホが自信有りげにアメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)と教えてくれる。
葉は円心形のハート型が最大の特徴で、検索してみると花は色んなのがあり、全く同じ模様も載っていたので間違いない。

カキドオシは昨夜インスタグラムで生でも食べられると言っていたので、今朝の散歩で家を出たところで試してみた。
美味しいというものではないけれど、何かしら口寂しかったりしたときに味わってみるのはアリかもしれない。
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アケビ(木通)の雌花雄花

2025年05月08日 08時02分02秒 | 身の周りの植物








タイトルの内容は拙ブログで取り上げたことがあったはずなので、ブログ内検索をしてみると、観たまま印象のままを書き下ろした記事が2つあった。
子どもの頃は花にあまり関心がなくてアケビの花というものを、つい6年前に初めて知ったことが判る。
2019/5/3 『木の芽はアケビ属の新芽』
2022/4/29 『遠出して観てきたもの その① アケビ(木通)の花』

今年もアケビの新芽(こちらでは木の芽という)を採る時期がきて、花も同時に咲いた。
雌花はミツバアケビ(三葉木通)の方が蠱惑的な魅力を感じ、雄花はアケビの方にオシャレなダンディズムを感じる。
大きくてひとつだけ咲いているのが雌花で、小さく群がっているのが雄花。
いずれも薄い色の方がアケビで濃い色の方がミツバアケビ。


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ヤマブキ(山吹)が咲き始めた

2025年05月07日 07時41分41秒 | 身の周りの植物








1年前のここ数日の記事では、フジ(藤)が杉の木を覆うように枝垂れ咲いて、地上ではシャガ(著莪)が咲いていたのに、今年はその気配がない。
夏日は時折あるけれど、いつまで経っても寒くて、遅かった雪消えを引きずっているようだ。
ヤマブキはどうだったのか自分のブログ内検索をしてみると、早い年は4月28日で満開なら、遅い年は5月12日なので、あまり影響のない花のようだ。
実をつけない花だから虫などは居ても居なくても良いわけか。
とは言え、アップ画像を見てみると蚊が止まっていたはどういう理由があったのだろう。

先日取り上げた、わが家の瀕死の桜の松月が長持ちして咲き続けている。
夏日がやって来たりすると急に咲き急いで散るので、しばらくは寒くても良い。

散歩途中で前方(北)と後方(南)の景色を水の張られた田に反映させて撮ってみた。
毎朝の散歩コースは、こうして見ると、なかなかに贅沢なコースだ。
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わが家は椿の家 

2025年05月05日 08時37分09秒 | 身の周りの植物








わが家の表を飾るツバキ(椿)は赤と白のシンプルなタイプがかなり前から咲いている。
普通過ぎるので記事にはしなかったのだけれど、ここにきてようやく、ピンク系と薄っすらピンク系が咲きだした。
雪囲いをしなくても折れることなく毎春当たり前に咲くので、種類を調べようとまでは思わないできた。
近所の歩いて行ける範囲で、うちほど椿のある家はないので、わが家は椿の家。
道路際を全部椿にしてしまいたいと思ったりするが、どこまでやれるか。
雪さえ降らなければ、すぐにでもできるのだが、そこそこの大きさに育ってしまわないと雪に負けるので、今までに挿し木も購入したものも根付かなかった。
ふるさとの話になると、最後に必ず付け足すのは、雪さえ無ければ良いとこなんだけどね・・・。
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ひそやかに瀕死の桜咲く

2025年05月04日 07時39分39秒 | 身の周りの植物




今春はダメかもしれないと悲観的だった桜が大雪にもなんとか持ちこたえて咲いた。
今まで八重桜をいろいろ観てきたけれど、うちの八重に勝る品の良さはちょっと見当たらない。
などと手前味噌なことを感じつつ愛でてきたが、もう本当に今春が限界かと思うほどのダメージを幹に負っている。
主幹の折れた部分が腐り、そこに居付く虫を狙ってキツツキ(啄木鳥)がほじくり傷を大きくしていく。
もしかしたら順序が逆かもしれない。
初めにカミキリムシ(天牛)が幹に穴を開け、その幼虫をキツツキがほじくり喰い、その繰り返しのあげく、主幹が折れたのだろう。
そうして他の虫も居付き、またキツツキがつついて瀕死の限界がやってくる。
それはともかく『八重桜の種類』で検索してみた。
これも違うこれも違うと観ていって、最後に『松月』という種類にたどり着き、これこれ、きっとこれに違いないと思った。
最高位の桜なのだろう、たぶん。
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シダ(羊歯)類の季節

2025年05月02日 05時40分05秒 | 身の周りの植物








オニゼンマイ(鬼薇)が、わが家の池の縁や竹藪の下に生える。
食用のゼンマイと比べると、確かに見た目が鬼の様相で、だからか誰も手を出さない。
でも食べられないことはないそうだ。
それにしても羊歯といい薇といい、すっと書けたら嬉しい漢字だ。

ゼンマイ干しが始まった。
山で採ったら頭に付いている綿を取り除き、茹でて、干して、揉み揉みを繰り返し、カラカラモジャモジャに干からびさせて保存する。
数ヶ月経つとアクが無くなるというのだったか、ヒジキ(鹿尾菜)の乾燥させたものとよく似た見た目となる。
ウチでは干しゼンマイを戻して食べるのは正月料理としてだけだったような気がする。
私は大好物だけれど、戻し方も難しく、その前に手に入れることもまれで、今や食べる機会は少ない。

コゴミ(屈)は屈と書くのか。
それより散歩中に他所様の放置された畑とか、信濃川沿いの崖上農道から見下ろす河川敷には、採られることもなく伸びてしまったコゴミが沢山観られる。
これが開き切ったらクサソテツ(草蘇鉄)だ。
近所の同級生が言うには、山で採れる山コゴミじゃないと旨くないそうで、そういう理由があったか。
数日前に前のニイチャンが裏山からの帰りにやってきて呉れたので、言われたように茹でてマヨネーズをつけたり鰹節を振りかけ醤油を垂らしたりして、食べてみた。
味はほとんどないものという認識だったけれど、ほんのり苦くて食べやすく、野菜には違いないからせっせと食べて1食にこの量を完食してしまった。
胡麻味噌和えなんぞにもしてみたら良かったのに、と後で悔やんだけれど、自分で採りに行ってまで食べたいほどの食材でもない。

もうすぐワラビ(蕨)も出てくるけれど、これのおひたしも大好物。
アク抜きをしなければならないので、自分で調理しようとまでは思わない。
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青木と言うけれど

2025年05月01日 07時51分22秒 | 身の周りの植物




アオキは幹まで緑だから青木なのだが、雪の下になっても折れないしなやかさで、健気と感心するほどに常緑を保って雪の下から現れる。
そんな青々とした木だけれど、今の時季、先端に緑のつぼみを膨らませて、そのまま青木なら緑の花になって欲しいところを少し華やいで色が着く。
これで精一杯という地味さではあっても、シックとも言えなくもない感じ。
都会で見るアオキはほとんどが斑入り葉タイプで、田舎のわが家でも表の目立つ場所には斑入りアオキが植っていた。
でも斑入りはいつの間にか絶えて、普通のアオキが裏になんとなく生えている。
邪魔になる場所に生えてしまったのは、躊躇いなく引っこ抜く。
野放図に伸びるタイプではないので、あまり邪魔にはならないけれど、アオキはしょせん雑木でしかない。
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端正の反対語は不細工

2025年04月30日 05時55分55秒 | 身の周りの植物








水仙は手をかけていないのに随所に咲いて分蘖(ぶんけつ)して増えている気がする。
どこにでもあるほぼ黄一色のラッパ水仙は撮る気もしないけれど、時々イレギュラータイプがある。
品種改良された高級金魚のフリルを思い出させる水仙が何本か咲いていた。
これは端正という表現が当てはまるのかどうかなどと考えた。
その他にも1〜2本しか咲いてはいないけれど、八重咲の、あまり他所では観ないのが咲いている。
白に薄い橙色の八重咲は咲くべき場所ではないところに出たのを移植したもの。
あとの2つの八重咲は今春になって初めて観た。
種で増えるものではないから、印をつけておいて、球根を掘り上げて移植して咲くべきところに集めた方が良さそうだ。
それで、端正の反対語はどういう表現だろうと調べて不細工に行き着いた。
不細工なイレギュラーばかりにしたいと思った。
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地味だけれど  その2

2025年04月29日 07時55分07秒 | 身の周りの植物




エンレイソウ(延齢草)がいつものように雪解けのこの時季、裏の木下闇にひっそりと咲いている。
広い葉を思いきり開いて、昔、こんな3枚羽根の扇風機があった・・。
その中心からポツンと首を伸ばしているのが地味なのに珍奇な花。
延齢草の名と字は調べた時にそのまま記憶として残り、『あーまたエンレイソウが咲いたな』と、おめでたい気分で観ることができる。
発芽から開花するまで10年かかり寿命は50年と教えてくれた人がいる。
50年と聞いて、『人間五十年』を思い出すけれど、宿根草にも寿命があるということに意外な気がした。
ウチのひと叢は誰が蒔いたとも植えたとも分からない、ほぼ自然発生的地生えなので、この場所でいつまでも毎春、同じ状態を見せ続けてくれるのだろう。
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足元の花

2025年04月27日 11時18分11秒 | 身の周りの植物






何年前からか同じ場所で青いキクザキイチゲ(菊咲一華)=キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)の花が咲いているのを裏のビオトープ脇で見る。
他の草が蔓延る前の雪解け後わずかな間が、この手の儚げな仲間の勝負時。
はじめに見つけた時は、文字通りに一輪草が一輪だけだったのだが、何となくこの場所を他より気を遣うからか増えてきたようで、今春は10輪ほど咲いている。
これでまた、もっと大事にしようと考えてあれこれやると逆効果になるに違いない気がするので、さりげなくそっとしておくしかない。

道路からわが家に車で入るコンクリートスロープの傍に、菫(スミレ)が咲いていた。
宇治の散歩コースの道路の縁石周りに生えている一般的な濃い紫の菫ではなく、雪国仕様で儚げ。
日本のすみれ族は約60種あるそうで、ちょっと検索したくらいでは同定は難しい。
スマホの『調べる』で調べる限り、どうもスミレサイシン(菫細辛)のようだ。
花の裏には天狗の花のような蜜を貯めている距もあって不足はない。
ただ、葉っぱの形状が少し違うようだが、これも雪国仕様になっているとみなしたい。
蟻が運んできて隙間にハマり込んだ種から発芽して居場所を見つけた状態なのかもしれない。
端に寄ったギリギリの走行をしない限り踏むことはなさそうなので、これもまた雑草扱いとしない程度に気を遣いたい。
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色々な紅梅

2025年03月03日 08時32分08秒 | 身の周りの植物






桃の節句に桃の花を出してみようと、山間に植えられている桃らしき木を観に行ってきた。
先日までつぼみがいっぱいだったから、もう良い塩梅に咲いているだろうと踏んでのこと。
そうしたら、何だか変だなと毎年調べることになる梅と桜と桃の花の違いを見てみたら、花びらが尖っていないし軸もないので明らかに梅だった。
住宅地に戻って歩いていたら、低い木に桜の花のようにびっしりと咲いた梅があった。
先のものより薄くて桃色だが梅に間違いなく、急な温かい陽気に蜜蜂が数匹花から花へと飛び移っていた。
次にいつもの散歩コースの、ある事業所横の梅の花を撮ったのだが、つぼみを見る限り紅梅だが、開いた花は白梅かな、と迷う。
検索中に、白梅と紅梅は花の色ではなくて、幹の断面が白っぽいか赤っぽいかで白梅紅梅という、との説明があったけれど本当だろうか。
白い花びらに赤が差している花は、どちらかと画像を見比べていたら、全く同じ様子の花があり、紅梅の八重旭とのこと。
大体において紅梅は八重で白梅は5弁ということのようだが、例によって例外はいくらでもありそうだ。
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梅もようやく咲き始めた

2025年03月02日 10時25分25秒 | 身の周りの植物


昨年よりも随分ウメの開花が遅いのは、毎日送られてくる1年前の記事メールで分かっていた。
虫媒花だが鳥媒花でもあるというのは、メジロが蜜を吸うのを観るので承知している。
雌蕊は埋もれて見えないけれど1本だけなのに対し、雄蕊は40〜50本もあって大事なものを守っているように見える。
この白梅は蕾ばかりの時にも記事に書いたのだが、観賞用で実は採れないのかもしれない。
田舎で梅ができたので採って欲しいなどと頼まれるようになったけれど、その梅の木が花を付けている時を知らない。
そうして、散歩中によその庭に咲いているのを楽しませてもらっている梅の木に実がなっているのを実感として観た記憶がない。
桜の木は咲いている時しか桜と分からない、と言った人がいたが、私も同じようなものだ。
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オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)は春の使者

2025年03月01日 07時58分58秒 | 身の周りの植物


この花が咲いているのを見つけると、もうすぐ春がやってくると実感する。
地べたに小さな青を見つけて春を感じる。
ところで名前の由来となった実の姿を、これがそうかとまじまじと観たことがない。
検索画像で見ると、なるほどと思うけれど、雌蕊は1本しかないのに双子のような実になるということか。
雄蕊はしっかりした姿で内向きに曲がっているのが2本見られる。
虫媒花でありながら虫の手助けはなくても、その雄蕊で自家受粉ができるそうだ。
明治時代に帰化したにすぎないのに、どこででも見られる繁殖をしたのは、そういう事情にも依るとのこと。
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キクザキリュウキンカ(菊咲立金花)とボケボケ画像

2025年02月26日 08時34分55秒 | 身の周りの植物








カワニナ(川螺)が生息していてホタル(蛍)が発生するという小川の川縁に自生していた黄色い花を撮った。
スマホが速攻断定的にキクザキリュウキンカと教えてくれたが、春を告げる花なのだろうか。
世界中で栽培されていて、しかも野生化しているらしいが、そこらじゅうを覆うというほどではなさそうだ。

たぶんモモ(桃)の花と思われるのがもうすぐ咲きそうで、構えたのにうまく撮れなかった。
それなら、思い切りぼけぼけぶれぶれの方が雰囲気を現すかもしれないと考えた。
ついでに夜の散歩中に偶然にシャッターを押してしまったのと、意図して撮ろうとしたボケ画像。
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まだまだと思っているうちに春はそこまで

2025年02月18日 08時18分30秒 | 身の周りの植物




また急に寒くなって、最強最長寒波という予報があった。
わが故郷十日町の雪祭りが15、16日と行われ、これが済むと雪はあまり降らない、とか、降るのも雪祭りまでとか言うらしいのだが・・。
昨日時点の十日町市5ヶ所の指定観測所での平均積雪深は235.4cm。
市内に住む同級生からの情報では、今朝の中越地方平地で30cmの積雪予報とのこと。
冷たい風が吹いて風花もわずかに舞う中を散歩したら、ある事業所の前栽のうちの紅白それぞれの梅が綻びそうになっていた。
まだまだと思っているうちに春はそこまでやってきているようだ。
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