鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

今晩はサッカーW杯決勝トーナメント8強を賭けてパラグアイ戦

2010年06月29日 18時11分35秒 | 勝手に応援
今回は南米が多く勝ち残っている。先日の韓国ウルグアイ戦を観た。もちろんテレビだけれど。何だか今まで観たサッカーとは異質なものを感じた。民族の違い以上の種の違いのようなものを感じて驚いた。疲れを知らない野生の本能を思わせる動きがすばらしい。

パラグアイもウルグアイと同じようなサッカーをするのだそうだ。この二つの国はブラジルとアルゼンチンに挟まれている小国だ。傑出したヒーローはいない代わりに全員のレベルが一様に高い。サッカー選手は職業としてのシビアな仕事をするそうだ。勝つためには何でも有りのサッカーで、南米予選ではブラジルとアルゼンチンにパラグアイは勝っているのだ。

そうなると、日本チームもファールすれすれの小ずるいプレイスタイルでやることになるのだろう。今回は明らかなゴールを認めなかったミスや、オフサイドを見落としたゴールや、ハンドを取らなかったなどの審判ミスが問題になっている。審判との相性が勝負を分けそうで嫌な気もする。審判の性質を見極めて、プレイスタイルを変えるくらいの事が必要なのだろうか。

ゴールから遠いところで、たいしたことない展開でのハンドにイエローカードを出した審判がいた。その人には賛辞を贈りたい。サッカーの一番の禁止ルールは手を使わない事なんだからして。シミュレーションをばんばん取ってイエローカードを出す審判だったら良い。そうすれば、変なファール狙いで試合の流れを止めるサッカーが少なくなる筈だ。

あと数時間したら始まるのだ。全部の用を済ませて万全の体制で観ようと思う。食べ過ぎて観戦中にパラグアイが悪くなっても始末に困る。あ、腹具合でした。アイヤー楽しみなんである。気もそぞろだ。頑張れオシム! おっとっと、頑張れ岡田監督と日本チーム!! 

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サッカーW杯南アフリカ大会における日本チーム活躍の立役者はオシムだ。

2010年06月26日 20時30分33秒 | 勝手に応援
オーストリアの自宅にいるオシムに日本メディアが電話インタビューしての記事を読むのが面白くてたまらない。面白いというより『それそれ、そこなんですよ!!』という苦言や『ごもっともです』と頷けるアドバイスばかりだ。本田の無回転フリーキックのゴールを褒めずに、3点目のゴールとなったアシストをエレガントと褒める。

デンマーク戦での最初の本田のフリーキック時は、数日前にテレビで紹介されていた無回転の揺れ落ちるシュートを期待した。寝転んでいたソファから跳ね起きテレビに近づいて注視した。遠藤の2点目フリーキック時も、場所から今度は遠藤が蹴るだろうと思った。両方共、蹴る寸前に期待した通りの軌道でゴールとなった。後付けで恐縮だけれどシミュレーション通りで興奮した。

それにしたって、本当の所は最初のゴールチャンスだった松井と次の弾丸シュートで枠をわずかに外した長谷部が実に惜しかった。松井のシュートは、オシムが苦言を呈した大久保のクロスに、右足甲で合わせたのだがキーパーの好セーブに阻まれた。 長谷部は走って来た勢いとボールの動きを計算したベクトルにわずかな狂いがあった。どちらかでも入れていたら、ヒーローはそっちだったのだ。オシムだって絶賛した筈。本田のことをもう一つ言うなら、3点目のエレガントなアシストをした後の絶好のゴールチャンスを外してしまっている。あれを入れていたら、本田は本当のヒーローになれた筈なのに惜しかった。でも入れられずに不満が残ったようなので、それが次の試合に良い効果をもたらすと思いたい。

ブラジル流の自主性を重んじる個人技重視サッカーは、ジーコジャパンチームとして期待された程の実を結ばなかった。その後を引き継いだオシムは日本人に合うサッカーを目指した。早くて正確なパス回しのチームプレイに徹したスタイルと90分走り続けることなどを選手に求めた。それが大きく実り始めているようだ。

オシムの言うように日本チームには、まだ両中村がいる。彼らに出番が来てチームプレイの見本となる素早いパス回しをしたら、エレガントでファンタスティックなゴールが期待できるのだ。岡田監督の評価も急角度で上った。しかし例によって、シビアな性格だから、有頂天になったりしていない。非公開練習の内容を記事にしたマスコミを皮肉たっぷりに批判するのも忘れていない。重ねて言おう。今回のベスト16進出の最大功労者はオシムだ。オシムがオーストリアから思わずな南ア行きの飛行機に乗ってしまう程の進展を期待したい。オーストリアにオシムを置いておくのを惜しむ、のは私ばかりではないと思うこの頃。

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今晩はサッカーW杯オランダ戦

2010年06月19日 17時59分49秒 | 勝手に応援

先日、アルゼンチン対韓国戦の中継を観た。レベルの違いというのは、こういう事ね・・と思った。アルゼンチン選手のドリブルの巧さたるや、ボールと足先が何十センチかのヒモで繫がってるのかと思うほどだった。相手にファールすらさせない巧さがあった。それにあの胸周りのごつさ。メッシをはじめ背の高い選手は少ないのに、ボールキープ力が優れていて人の目を集めるからなのだろうけれど身体がやたら大きく見えた。

今日、日本チームがW杯初勝利をあげた8年前のロシア戦を、テレビでやっていた。あの当時の日本チームが先日のアルゼンチンチームと戦ったらどうなるかとイメージしてみた。今回の韓国は1対4だったけれど、きっと2対8程の大敗だっただろうと想像した。当時の日本チームは何しろファールが多い。無理な突破を図って転ばされては、ファールをもらえたかと審判の顔を仰ぎ見る。なさけない。

さて、今日のオランダ戦だ。今や日本チームだってドリブルの巧い選手はいくらでもいる。胸板は薄い分、横にすり抜ける素早さがある・・・のか!!?  速さだって、オランダの長身選手に混じって小回りのあるダッシュをするだろう・・・と思いたい。胸を借りるつもり、などと卑屈になることはない。FIFAランキングトップ10のフランスだって、イングランドだって、ドイツだって、イタリアだって、ポルトガルだって、スペインだって今回のW杯では苦戦してるのだ。大きな試合ではときどきミラクルが起きるのだから。

胸を借りるなどという大相撲用語はいま使うと縁起が悪い。日本国技のSUMOUレスラー達に流行っていたのは、公認のトトカルチョじゃなかったんだからして。横道にそれた。とにかく強い精神力でやって欲しいと思うんである。前回のW杯で引退した中田が、今や日本チームのワントップの本田と対談している番組を観たが、その時の中田の言うことが印象深かった。日本チームは意識を強く持てない選手が今まで多かったのだ。今回は違うと思いたい。ファールだってなんだっていいから遮二無二やっちゃって下さい。レッドカードだけは気をつけてね。などとあと2時間を切った中継を待ちながら、柄にもなくこんなことを書いてしまった。待ち遠しい。

画像は、デンマーク対カメルーンの戦いに縁もゆかりもないカメリアのウンコと脱皮片。つい先日は咽喉が変な動きをしていたので、ミネラルウォーターにイソジンを溶かして浸した。イソジンといっても韓流ドラマの人気スターの事ではない。今日は期待で口が滑ること多々。

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下あご無し顔も欠けて片目の亀(その15)

2010年06月14日 22時16分39秒 | 盲亀カメリアの近況

昨日の朝、カメリアが水中に大量の糞をした。一般的な亀の糞を知らないので、糞だと断定もできないのだが、イクラみたいな感じ。緑色で大きさはまちまちだが丸みがありマリモのようでもある。水中にいたカメリアの近くに10個くらい沈んでいた。もしかしてマリモというのは水生生物の体内を通過することによって丸くなり、栄養やバクテリアが加わって成長を始めるのではないのか?
まったく根拠も証拠もなくひらめいたけれど、たぶん違うだろう。

同じところに3セント角くらいの、ひらひらとしたものがあった。 『皮!』と直ぐ解った。数日前からカメリアの尾に幕がかぶさっているような感じだったのだ。これが亀の脱皮なのか!? 爬虫類だから蛇のように殻を脱ぐのだ。つい先日You Tubeで亀の甲羅の脱皮を観た。ぱきんぱきんと螺鈿細工を剥ぐみたいに飼主が剥がしていた。あれは剥がされる方も剥ぐ方も気持ちよさそうだ。

糞もして脱皮も始まったということは、かなり前進したのではないかと思われる。生きのびる方向へベクトルが向いたようだ。顔をぬぐう動作も、手の甲の先から遠いところでぬぐうようになった。横着をして手の先でぬぐうと、自分のするどい爪が刺さって痛いと学習したようなのだ。本日も朝晩、コンクジュースに浸けた。画像は皮が剥がれそうなカメリアの尻尾。モノアラガイがちゃっかりくっ付いて甲羅の垢を舐め取っている?!。
モノアラガイの浮上、潜水のシーンが撮れたので、You Tubeもどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=v89eimpnGCI
  (カメリアかなりの前進 198日目)

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「・・・になります」のこと

2010年06月12日 08時16分24秒 | 言葉の世界


6/10のNHK『みんなでニホンGO』のなかで「・・・になります」という言い回しを取り上げていた。ファミリーレストランなどで接客のとき使われるせりふだ。はじめに、変だ・・おかしい・・間違いだ・・という意見を取り上げた。その後で、いつ頃・・何故か・・別の見方をすれば・・などを紹介していた。議論する前は圧倒的に、否定的考えの番組参加者が多かった。それなのに、終わってみれば容認派がぐんと増えるという結果になっていた。

番組を観ながら・・・こういう意見が出るだろうな・・・と予想したことが、出ないので不思議に思ったことが二点ある。それを書く前に、私は番組を観る前から容認派だ。というより積極的擁護派で、変だと言う人こそ変だと思う側にいる。

先ず一点、そろばんの読み上げ算のとき、『ねがいまして~は、何円な~り、何円な~り』と同じことではないのか。『何々也』は書き言葉だから、それを丁寧な話し言葉に直したのではないかということ。やわらかく、はんなりと「・・・になります」と伝えているのだ。

二点目、同じメニューでも当然ながら店によって見た目や材料も違うから、当店にとって何々というメニューはこれであります、ということを「・・・になります」と教えてくれているのではないか。例えばギョーザを注文したら普通のシューマイが出てきたとしよう。給仕さんが「ギョーザになります」と言って置いていったのだから、シューマイがギョーザに変化するのではなくて『この店ではこれがギョーザなのだ・・』と思いしるべきなのだ。

とそのようなことを思うわけである。普遍的約束や共通原則があって、人はコミュニケーションを行っているかと言えば、そんなことは決してないわけで、それが面白いのだ。面白いと書いたのに、ここで面白くないこと思い出した。さきごろ身近な存在であった筈なのに言葉が通じないと思うことがあった。外国人と喋っているように言葉が通じないのだ。会話の始めから悪意や疑心があっては、意思疎通も図れないばかりか対話にならない。

また話がどんどんずれそうなので、ここはこれでおわりにしよう。カメや水槽観察だけのブログになってしまうのに歯止めをかけるべく、思うところをたまには書きたい。でも画像がないと淋しいので載せたいと思う。画像は昨夜のカメリアになります。死んではいません。今朝はちゃんと別な格好をしています。

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下あご無し顔も欠けて片目の亀(その14)

2010年06月10日 09時00分17秒 | 盲亀カメリアの近況


昨日はカメリアの後ろに、緑色の排泄物が少しあった。赤ん坊の緑便と同じ現象なのか? 人の緑便は胆汁に含まれてるビリルジンというものが酸化して黄金色から緑色になったものだとか・・・。稲とは逆だなぁ・・とそんなことはどうでもいいのだが、これは食餌を少ししたから胆汁が出たということではないのか? わずかに前進したのではないのか・・!?。

昨日もコンク・ジュースに浸けた。昨日は気温がだいぶ上ったから画像のようにだらけていた。このポーズもよくやる。そんなにも曲げたままで固まっていたら、筋が痛くならないかと思うのだが・・。コンク・ジュースのバケツに浸けたら、いつもと違ってすぐに引っ込めた肢と首を伸ばして動き出した。

そして、いつもの顔をなでるしぐさをした。ところが、そのとたん今まで見たことのない素早さで体の向きを変えて、また甲羅の中にこもってしまった。欠けた顔の部分を掻いていて、自分の爪を傷口に刺してしまったのだろう。笑うに笑えない。『アイタ・・タ』という痛覚がこちらにも伝わってくる。

水槽に戻してからしばらくして、何気なく見ていたときにも同じ『アイタ・・タ』をやらかした。なかなか今の自分を認識できないのか、認めたくない意識がそうさせてしまうのか・・などと思い入れをしてしまいそうだが、馴れてくれなくては困る。自分の影におびえて甲羅にこもってばかりいてはいけません。今朝も浸けている。コンク・ジュースとは言え、固形の粒や半溶けの餌もかなりある。昨日サワガニを10匹捕まえてきたので、そいつらにカメリアの後はやるつもりだ。  (カメリア 食餌したのか? 194日目)

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下あご無し顔も欠けて片目の亀(その13)

2010年06月08日 22時21分46秒 | 盲亀カメリアの近況


画像はいつものカメリアの格好。とてもリラックスしているのか、だらけているのか、眠っているのか、無我の境地なのか、まぁそんな感じの状態。そんな時に水換えをしてやると、飛沫が掛かってはじめてスッと肢を引っ込める。本日も糞を一つしていた。ピンセットで取り出して固形の部分をほぐしてみた。生菓子と干菓子の中間くらいの感じだ。

昨日、ホームセンターに行ったついでにペットコーナーに寄った。ゼニガメ(クサガメの子ども)が950円で売っていた。じっとしてはいたが眼はパッチリと明いていて生気がある。これを買い求めて、カメリアを刺激した方がいいのだろうか・・・と思った。これからコンクジュースに定期的に浸けるにしたって、それを捨てるのがもったいない。ゼニガメを飼ったらそいつが少しは食うだろうと想ったり・・。

You Tubeでよそ様のカメを見ると、みな生き生きとして活発だ。カメのくせに積極的でひょうきんなやつらばかりだ。それに較べてウチのカメリアの何という奥ゆかしさよ。カメらしいのはウチのに違いないと思いたいところだ。さて、最近すっかりはまっている動画のアップロードをまたやってみた。

ヒルは退治したつもりだったのに違う水槽にまたたくさん見つかった。そのヒルとプラナリアと貝。
http://www.youtube.com/watch?v=4oQbZ3i6L5A

下記はプラナリアだけを主に撮ってみた。どこまでも滑っていくのが面白い。矢印は弓矢が出来る前から人の知識に入っていたのではないか!? 矢はプラナリアからの発想ではないのか・・・と想ったりするのだ。
http://www.youtube.com/watch?v=-5quVg6Da5E
(相変わらずのカメリア 192日目)

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下あご無し顔も欠けて片目の亀(その12)

2010年06月06日 12時58分28秒 | 盲亀カメリアの近況
カメリアの水槽に、かなり排泄物があった。かなりといっても、小指の先くらいの綿のまじった白っぽいネバネバの痰状のモノが数個。先日の半強制給餌の成果かも知れない。本日も浸けている。画像はその状態。つぶした餌の水につぶさない餌も浮かせているし、乾燥糸ミミズもほぐしてるのとほぐさない塊りと入れている。 (カメリア 少しは餌がのどを通ったのか? 190日目)

下記URLの You Tubeは、最近はまっている動画撮りで試したもの。ヒメタニシのオスと、左に移ってサカマキガイが3匹で何やらやってる場面と、ヒドラもそこここにいる。ヒメタニシの角はオスの右だけがくるりと曲っていて、それが交接器なのだそうだ。なんとまぁ・・・という感じがする。ここで何か違う感想というか雑感を書きたい所だけれど、変に擬人化したり思い入れを挟むのは差し控えたい何かが働く。
http://www.youtube.com/watch?v=qxD7H-v12_0

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下あご無し顔も欠けて片目の亀(その11)

2010年06月04日 10時13分41秒 | 盲亀カメリアの近況

本日のカメリアを撮ってみた。玄関を開けると朝日が当たる。すると・・・『ん?』という首の動かし方をして、ゆるゆる活動する。でも、相変わらず餌を探すというような動き方はしない。これだけ絶食していても健康そうなのが驚異だ。

ついこの前、インドの行者が70年間も食事をしていないと言ってるとかで、15日間隔離して観察し、健康チェックしたところ何も摂らなかったにもかかわらず異常なく健康だった・・・という記事を読んだ。何かからくりはあるんだろうけれど、ウチのカメリアに関してはからくりはない・・筈。

手足と首を引っ込めるときは素早いがそれ以外はゆっくりとしか動かないから、究極の省エネ体質なのだろう。時間の流れは行者並みだ。下記youtubeを観ていただいたら解るとおり、片目はあっても見えていない。かゆいのか時々眼をこするのが、いじらしくも哀れをさそう。 (相変わらずのカメリア 188日目)
http://www.youtube.com/watch?v=RFyPZ2uSpYs

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下あご無し顔も欠けて片目の亀(その10)

2010年06月01日 18時09分45秒 | 盲亀カメリアの近況

ときどきカメリアはひっくり返ることがある。滑りやすいガラス壁に果敢に挑戦したときとか、水に入ろうとするときに足を踏み外すのか、ひっくり返る。で、どうするかといえば慌てるどころか、しばらくそのままの格好でいる。ひっくり返ってじっとしているから、死んだのかとびっくりしたこともあったが、いつもと何も変わらない。放っておいたら自分で直る。

まだ餌を食べない。少し前に、思い余って強制給餌を試みた。ミネラルウォーターにカメの餌を3種類ふやけさせて溶かしこんだジュースを作り、深さ4センチ位の量にしてバケツの中にじゃぶんとカメリアを浸けた。およそ1時間位そのままにしたので少しは飲み込んだと思われる。その後、少しだけ排泄物が以前より増えた感じがするから・・・。

冬を越えて暖かくなり始めた頃に、排泄物がときどき見つかった。白い痰のような感じ。それにひっくり返っているときに、あきらかに肛門周りに豆腐のようなものが付着していたことがある。何も食べなくても排泄はするのか・・・?腸内壁の新陳代謝なのだろうか?  

酒のさかなをまったく摂らないで、食事代わりに酒だけを呑んでいるどうしようもない落語家がいて、その人が『酒しか呑んでねーのに糞が出やがる』と呟いたことがあったそうだが、本当にカメリアもそのような感じだ。餌はちっとも食わずに水しか飲んでいない筈なのに、少しづつ痰のような排泄をする。

本日、只今またコンク・ジュースに浸け込んでいる。持ち上げると素早く首も手足も引っ込めて、フーなんて怒るのは相変わらずだ。漬け込むと引っ込めた鼻先の水が出たり入ったりするのが、えさ色の茶色だからよくわかる。首を出すまで見届けようと思うのだが、ゆっくりゆっくりのろのろと小出しなので、こちらの根気が持たない。

前回浸け込んで以後、餌をしょっちゅう水に浮かしておくのだが、依然少しも食べない。明朝もう1回1時間程コンク・ジュースに浸けこんでみるつもりだ。

カメリアが来てから丁度半年が過ぎた。不思議な生きものだなぁと思う。玄武も亀がモデルだし、大地が大きな亀の背に乗っているという絵図もあるくらいだし、色んなことを思わせられつつ、まだまだ付き合いは続くのかも知れない。    (カメリアまだ絶食中か? 183日目)


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