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身の回りの生き物のこと ①スズメ

2012年05月26日 08時24分11秒 | 身の回りの生き物のこと
スズメが減っているという事を見聞きする。昨秋頃からだと思う。私はそういう感じを持たなかったけれど、身近な人もそう言うし、何パーセント減などの記事もあったから確かなのだろう。皆がフクシマを念頭に置いて論じているようだ。

でも違う原因があるのではないかと思っていた。先日それを発見した。電柱の碍子(ガイシ)が取り付けてある横材角パイプに、スズメがよく巣を作っていたのに、ちかごろ巣の材料や餌を運んでもぐり込んでいく姿を見ないなと思っていたら、角パイプにフタがしてあった。

どの電柱のもフタがしてある。巣による送電への直接支障はなくても、腐食を防ぐという理由からだろう。スズメやツバメは人の生活範囲に巣を作る。カラスなどの天敵を防ぐためだ。家の造り方が変わってスズメが巣を作りにくくなって減ったというのは何年も前に聞いたことがある。

電柱の横材が角パイプに変わり、スズメにとっては巣作り子育てに、まこと都合が良かったのに、全部にフタをしてしまうとは何と無粋なことだろう。あの角パイプはカラスが止まることはあっても襲いにくい。何せ両側に口があるし、待ち構えて襲うこともできない見通しの良さで、風通しもよい。

スズメは身の周りに居て当たり前の生き物だ。害虫の大繁殖なども防いでいるだろうし、食物連鎖もさりながら、生活関連生物だと言っても言いすぎではないと思う。ドバトは増えすぎで糞害もあり『餌をやらないで下さい』という表示を見るが、スズメに餌をやらないでという文言は見たことがない。

ある大型店舗の出入り口に立って交通整理をしているオジサンが、仕事をきっちりこなしながら、さりげなくパンくずのような餌をスズメに与えているのを見た。一羽のスズメが彼の足元をチョンチョン跳び回っては啄ばんでいた。立ち仕事で神経も使うだろうけれど、よい働き方を見つけたものだ。誰もとがめたりしないで欲しい。

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