鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ウチで咲いた花 23 エンドウ

2013年04月30日 01時45分11秒 | ウチで咲いた花
グリーンピースはあまり好きではない。粉っぽい食感が苦手だから。粉チーズもそうだ、などと書いてしまうと横道にそれてしまうから戻そう。エンドウの若い莢(さや)、キヌサヤが大好きなので上手に作っている畑を見ると残念に思うことが多かった。今年はついに苗を買って植えた。

十数年前に一度作ったことはあるのだが、忙しさに手をかけないでいたら害虫にやられ、ほとんど収穫できなかった。小さな小さな庭でこじんまりとやるのだし、望んでもいないのに暇はたくさんあるので目配りをせいぜいやっている。農薬は使わずに目で確認して害虫駆除をする毎日。アブラムシはキラキラのテープで防げると知って、表裏金銀のテープを張り巡らしているけれど、それでもやってくる。見つけてはつまみつぶす。小さな尺取虫も葉っぱがかじられてる箇所で見つけてつぶした。普段は触るのも嫌なのに、自分のものを侵してくる敵と思えば平気の平左の素手でつぶす。我ながらえげつない。

この花を拡大して観ると何だか生々しくて葉脈が痛々しい。花にあっても葉脈なのか? メンデルが優性遺伝を証明するのにエンドウマメの皺を観察したそうだ。昨日、ついに初もぎをした。売ってるものの半分にもならないサイズを我慢できなくて摘んだ。柔らかくてとびきりおいしいだろうと期待したけれど味は普通だった。エンドウは連作できないそうだけれど、野生の小さい種類のカラスノエンドウはどうなってるんだろう。数年置きに繁茂するのかな? 今は土手などにカラスノエンドウが大繁茂中だ。

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ウチで咲いた花 22 チオノドクサ

2013年04月28日 00時11分04秒 | ウチで咲いた花
かなり前から咲いているけれど名前が判らなかった花。実際に咲いてる花からネットで検索しても判らなかったのが、家にある古い『春の花』という本に載っていた。チオノドクサって漢字で書くならどういう字があてはまるのだろうと頭をひねる。地斧戸草か、はたまた血尾喉草か、それとも木賊(とくさ)というツンツンした植物があるけれど乳小野木賊かなどと思ったわけではないけれど、これらはタイピングしながらの遊び。

Chionodoxaでチオン(chion:雪)とドクサ(doxa:輝き・栄光)の二語から成るのだとか。グローリー・オブ・ザ・スノーという英名もあるのだそうで、『雪の誉れ』なんて訳せばまるで日本酒だ。原産地はクレタ島 キプロス トルコとある。

これも球根セットに入っていたもののようだ。アサツキよりも一回り小さい位の球根だ。アサツキと言えば、田舎ではそうめんを食べるときに欠かせないものだった。引っこ抜いて干してあるものを2、3粒剥いてかじってはそうめんをすする。都会ではアサツキを目にしない。味噌を付けて食べても美味しいのに・・。チオノドクサがアサツキの話になってしまった。

画像の蕊をみると、二股に分かれてるのは雄蕊なのだろうか。蟻地獄のはさみによく似ている。もしかしたら雌蕊か?

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ウチで咲いた花 21 シンビジューム

2013年04月23日 18時20分20秒 | ウチで咲いた花
このシンビジュームは昨年咲かなかった。花茎は2、3本出てきたけれど手をかけなかったために生育途中で花茎が伸びるのを止めて枯れていった。氷点下にさらして霜にも当ててしまったせいか、水不足だったのか、養分不足だったか等等いろいろ考えられるが、単純にひとつふたつの原因があるのか複合的なのか解らない。

今回は、蘭・シンビジューム用という活力剤アンプルを買って、花茎と思われるのが出始めた頃から定期的に挿した。外に出しっぱなしにしていても、水遣りはマメにやったし、寒くなってからは玄関の中に入れた。そうして手間を掛けたら、なんと花茎が7本も出て蕾は計59個付けた。今さかんに咲いている。

10数年前にもらった当初、進物用の鉢植えから5本立ての花茎も形良く見事に咲いていた。翌年は4本立ったのだったか、とにかく年を追うごとに少なくなって、葉っぱだけ茂り込み合ってきたので株分けをした。登録をしてある品種とかで、無闇に増やしたり流通させたりしてはいけないらしい。分けた方は全然咲かないし、元の方もジリ貧になっていたのだ。

シンビジュームは、鉢一杯ギュウギュウの窮屈状態にしないと咲かないのだという。こいつも危機感の表現として花を咲かせてみせる口だ。蜜は普通なら花の奥底に滲み出るものだけれど、こいつは花の外の首や茎に蜜の雫をつくる。つまようじで取っては舐める。自然の蜜を舐めるのは、少量であっても何だかとっても得した気分になる。株分けした方も小さい鉢に移植し、ギュウギュウ詰めにしてやった。少し手を掛けて成功すると欲が出てくる。来年は二鉢に咲かせられるか、いくつ蕾を付けさせられるか、などと今から算段している。

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策略に嵌まる その2

2013年04月13日 21時49分58秒 | 懐疑・猜疑・疑義
今朝はiPhoneの異様な音に起こされた。ギュウッギュウッギュウッギュウッと、ガマ蛙の断末魔かと思われるような音。何事かと手に取ると緊急地震速報という表示があった。肝心の震源地が示してある冒頭は、とっさにメガネを見つけられなかったので読めなかった。

そして、『了解!』と思う間もなくユサユサッと来た。同じ家の同じ部屋で眠っていた早朝に、あの阪神大震災の揺れを経験している身には、大したことないと思われたので、布団から飛び出しもしなかった。あの時は飛び起きて、ギシギシ鳴る家の様子を、『あーーこの家は潰れるのかぁぁぁ』と絶望的な気分になりつつ、柱をつかんで体を支えていたのだ。壁掛け時計が落下した位で済んだのだけれど。

さてiPhoneだ。最新の携帯電話には緊急地震速報が自動的に入るのか・・なるほど・・1秒でも2秒でも、前もって大きい揺れが来ると判ればかなり違うだろうな、と実感できた。詳しいヒトに教えてもらったり、いろいろ試していじくったりしてみると、もっと大きな画面でやりたいと思い、iPadもiMacも欲しくなる。やっぱり嵌められている。

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策略に嵌まる

2013年04月11日 07時23分25秒 | 懐疑・猜疑・疑義
故スティーブ・ジョブズ氏と孫正義氏の罠におち、iPhone5を手にして、小さい画面から投稿してみる。できるかな?

追記。 パソコンからアクセスして追記。礼を失するかも知れないので名前を正確に修正。
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ウチで咲いた花 ⑳ムスカリ

2013年04月05日 18時51分21秒 | ウチで咲いた花
これも各種球根セットの中に入っていたもの。細い葉っぱが地面に放射状に広がり、真ん中に蕾のかたまりができたものの、パイナップルのミニミニ出来損ないみたいだった期間が長かった。ようやく花茎が伸びて見覚えのある姿になり、ムスカリだと気付いた。

今日散歩中に、庭いじりをしている主婦を見かけた。庭いじりというより道路に出てのプランターいじり。咲きそうなものを植えかえていて、なるほどと納得した。同時に何種類かの花が咲くように配置や配色を考えて寄せ植えしているのだ。生け花を良しとしない人が園芸に気を入れるのだろうか。

さてムスカリのこの咲き方はどうだ。花は下から咲きあがっていくので、蕾と花が同時に見られるのが良い。ちから一杯閉じて、赤みが差している口も、いざ開くと全く違う色合いと様相になるのが面白い。鈴のような、鈴蘭のような、鈴蘭水仙のような・・・でも別名はグレープ・ヒヤシンスだそうだ。葡萄みたいなヒヤシンスとは、ちょっと想像力無さ過ぎの気がする。花茎がお辞儀したらそのように見えるかもしれないが、もしかしたら首を曲げるのか!?

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ウチで咲いた花 ⑲クロッカス その2

2013年04月03日 09時22分43秒 | ウチで咲いた花
紫のクロッカスが咲いた。これが整然と並んでいたり次々咲いたらいいのだろうけれど、例によってぽつんぽつんとしか咲かない。花の中心は当然ながら雌蕊だけれど、この雌蕊はどうだ。はじけている。この積極性はまぶしい。
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ウチで咲いた花 ⑱チューリップ

2013年04月02日 00時55分35秒 | ウチで咲いた花
もう10何年ほども前に、球根を植えたチューリップが、何年かは普通に咲いたものの、その後は咲かずに葉っぱだけだったり、咲いてもひょろひょろだったが、又つぼみを付けた。つぼみを認めてから、鉢に花用の上等な土を入れて移植してみた。根からの養分吸収でも、その季の花の見映えに影響するのだろうかという実験のつもり。

やっと咲いたけれど、小さ目で貧弱で色も薄くて、ほとんど月見草みたいだ。どのように撮っても冴えない雰囲気なのを、何枚もパチパチやって、かろうじて見られるアングルがこれ。人面に見えたりする。花は生殖の具である前に顔なのである。写真は撮る者を映すのである。

チューリップは購入した球根を植えてから2~3年花を楽しんだ後、球根をジャムにして食べてしまうのが良いという記事を読んだことがあり、ひとに知ったかぶりをして伝えたこともある。でも私の周りでそういうことをしてるのを見たことはない。百合根と同様の味だろうか。よほどの非常事態にでもならない限り食べる機会はなさそうだ。

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