




昨日の朝もまた霧の中の散歩になるだろうと思い描きつつ起きたら、意外に晴れていて拍子抜けだった。
信濃川が蛇行しているので、切り立つ崖上の農道も曲がっていて、ちょっとした出っ張りから遠景を観たらドローンからのフォーカスのようになった。
田の雪は消えたが、部分的に苗代があるだけで、トラクターの農作業は始まっていない。
約束していた温泉行きに、急な仕事が入ったからと言われ、他の人を当たったが皆さん都合が悪いと言うので1人で出かけた。
川向こうの友人をいきなり誘ってみようとも考えて、彼の畑に寄ってみたが、何かしらの農作業を始めているに違いないと踏んだのに居なかった。
仕方がないので、畑に隣り合ったブナ(橅)林の新緑を撮った。
芝峠温泉『雲海』で独りじっくりと温泉らしい泉質と露天からの眺望とサウナを味わい尽くす。
真っ直ぐ帰ったら片道36分しか掛からなかったので、1人温泉行きがクセになるかもしれない。
裏の栗の木に間引いた竹を立てかけているのだが、隙間に隠れるようにしてヤマエンゴサク(山延胡索)が咲いていた。
検索してオトメエンゴサク(乙女延胡索)かヤマエンゴサクが迷ったのだが、葉の形状から決めることができた。
たしか、同じことを昨年もその前もやったような気がする。
ちなみにオトメエンゴサクをついつい、乙女援護策と頭の中で変換してしまうのだが、延胡索はエンゴサク類の塊茎から作られる生薬の事だとか。