





わがビオトープの周りを巡っている時に、スイレン(睡蓮)の葉にトノサマガエルが居ると何となく撮らないではいられない。
かなり近寄っても、水面に居るからには易々と近寄れないだろうと見切っているようで逃げない。
ここ1ヶ月間の間に6回シャッターを切っているのだが、1枚目2枚目は方向を違えて撮った同一個体だが、あとは全て違う個体だと分かる。
とにかく識別は背中の1本筋で簡単に判別できるので、当然ながら研究者はそのようにしていることだろう。
それより、なぜこんなにも、いつも別の個体が写っているのだろうと不思議な気がする。
縄張りといったものが一切無いのか、それとも場所の縄張りは無くても空間を占める距離感を保っているのか。
2匹が一度に少し距離を置いて乗っていたことはあるけれど、見回しても複数匹いることはほぼ無い。
ダイサギ(大鷺)と思われる白鷺が、ビオトープに近づくと飛び立つことがあるので、捕食されては次々に違う個体がやって来ているのだろうか。
個体識別は簡単だと分かったけれど、研究者ではないので根気強く観察することも無く、しばらく謎は謎のままになりそうだ。