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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

巣立ちはしたけれど嘴の黄色い仔燕

2025年06月09日 21時05分30秒 | 身の回りの生き物のこと




田舎とは言え古い家ばかりではなく、しかるべき収入も財産もあるのだろうと思われる新築や改築済の綺麗な家も多い。
そんなお宅はほぼ全部が燕に軒先を貸すのを嫌い、燕お断りのキラキラテープをスダレ風に下げている。
それでも燕はローラー作戦訪問販売よろしく、黙認してくれる家に行き当たるようだ。
そうして雛が巣立っても当然ながら空中に浮遊する虫を捕えるまでの飛翔力が身につくまでは、きょうだいがかたまって電線などに止まり、親が近づいたら黄色い嘴を目一杯アピールしてねだる。
うちの周りを子育てに利用して飛び回っている燕には、私にすれば温かい視線を送るというわけにはいかない事情がある。
蜜蜂を食うという話なのだが、わがニホンミツバチの飛翔は複雑な軌跡を描くので空中での捕獲は難しいとは思う。
でも、『新女王が交尾のために空高く舞い上がっても燕に食われる可能性がないわけではない』というような記述を読んだことがある。
そんなことがあったら、養蜂をする者にとっては最悪なシナリオで女王の居なくなった群の行く末は消滅しかない。
巣立ちしたばかりの仔燕は、もともと人家の軒先で生まれ育っているので人馴れしていて近づいて撮ることもできた。
親が飛んでくると一斉に黄色い口を開けてねだるのだけれど、親は均等に餌をやるほど個別に識別しているのだろうか。
ねだり方の切迫感を感じ取って均等配分ができてしまうのだろうか。
わがニホンミツバチを捉えてやっていたりして、仔燕が蜜蜂の味を覚えたりした日には迷惑千万なことだ。
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アナグマ(穴熊)が庭を横切る

2025年06月08日 15時13分14秒 | 身の回りの生き物のこと






2週間ほど前からアナグマを見かけること3度、ついに証拠画像を撮ることができた。
最初は、私が庭にいて何気なく家の裏の方角を見たら、奴は普通にテクテクと歩いたり止まったりしていて、スマホを出して構えようとする直前に縁の下に入って行ってしまった。
2度目は茶の間の西側に毎年恒例の日避け用にネットを張り朝顔を這い上がらせる準備をしていた時のこと、どうしても縁の下に潜り込みたかったようで、私との距離わずか2mほどのところにダッシュで飛び込んできたのだった。
3度目は1週間足らず前のこと、夜の20時頃だっただろうか、私のいる茶の間の下で音がするので、懐中電灯を持ってでて縁の下を照らしてみたら目が光った。
そればかりか、照らし続けていたら、近づいてくるではないか。
ライトで闘うことは無謀だろうと一瞬で判断し、かといってライトを消したら奴の動向がわからなくなるので点けたまま奴を照らしたまま懐中電灯を地面に置いた。
棒を見つけに行き、取って返してライトの先を見たがいなくなっていた。
それから音はしなくなったのだが、時々思い出しては足を強く踏み鳴らしたり踵でドカンドカンと音を響かせたりしていたのだった。
そして昨日、私が玄関の段々に腰を下ろしてぼうっとしているときにアナグマが庭を横切る姿を目撃したのだ。
撮れるチャンスと思い、スマホを取り出し、私に気づくことなく普通にスタスタ歩いていく奴を3コマ撮ることができた。
タヌキ(狸)は他所で何度も見ているので、そうでないことは分かるが、ハクビシン(白鼻芯)を観たという近所での目撃情報もあり少し迷った。
スマホに問うてみたら、ずばりニホンアナグマだと、それ以外はない答え。
ハクビシンは尻尾が細くて長く、顔の特徴がまるで違うので、ムジナ(狢)とも言われるアナグマを身近でしっかりと撮って観ることが初めてできた。
あまりにうまい具合に撮れてしまい拍子抜けでもあり、なんだか日常的なひとコマのようでつまらない。
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思うようにいかないことばかり

2025年05月31日 08時53分33秒 | 身の回りの生き物のこと




昔の牛乳箱を利用した巣箱を一昨年からだったか仕掛けているのに、そちらには全く小鳥の入る気配がない。
それなのに、小鳥が巣を作ることなど想定外のミツバチ用巣箱の巣門開口部にキセキレイ(黄鶺鴒)とヤマガラ(山雀)が巣を作ってしまった。
私が京都の病院での定期検査やその他の用のため、1週間留守にしている間に巣作りを始めたらしい。
物置兼作業小屋の2階部分だが、私はしょっちゅう小屋に出入りする用があり、その度にキセキレイは周りで警戒していた。
小屋の入り口は北側にあり、そのドアの真上なのでどうにも仕方がない。
できるだけ見ないように急な動きをしないようにと努めていたけれど、だんだんと見られなくなり、ハシゴを掛けて観てみたら産卵はしていなかったので、早めに諦めたものと思われる。
ところが、東側の巣門も何かが詰まっているのを発見したのは、時々ヤマガラの姿を見ることがあり、変だなと思ったから。
こちらもできるだけ近寄らないようにはしたけれど、だんだんヤマガラの姿も見なくなった。
こちらはハシゴで確認すると、5個の卵が産んであり、それなのに危険と判断して放棄してしまったようだ。
なんだか、卵の大きさが不揃いなので、ホトトギス(時鳥)が托卵したのかと疑ったが、調べてみると卵の色が違う。
カッコーの卵はこの手の模様らしいが、カッコーの声は最近聞いてないので、どうなのか分からない。
とにかく放棄されたからには仕方がなくて本当に残念で思うようにいかないことばかり。
会話が成立するならば、キセキレイにもヤマガラにもハチの巣門を貸すことに不満はないので快く見守るところなのだが、気の毒なことをした。
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クロサンショウウオ(黒山椒魚)の孵化が始まる

2025年05月06日 09時02分02秒 | 身の回りの生き物のこと








1ヶ月ほど前に散歩コースの溜池で見つけ、掬い上げてきたクロサンショウウオの卵が孵り始めた。
卵塊をわがビオトープに入れただけで良いと思っていたのだが、オタマジャクシが田に群がるような姿をサンショウウオでも観られないかと考えた。
観察するには白いケースが良いだろうと、百均で買い求め、卵塊の1つと水を少々入れたケースを2つ浮かせた。
その後、採取した卵塊とは別に、量は少しだけれど、わがビオトープに卵塊が産み付けられているのを見つけ、自前でビオトープたる面目を保っていることが判明した。
そちらはそのままなので徐々に卵の中で仔が成長しているはずで、先の他所からの分の仔がケース内で泳いでいるのが観られたのだ。
尻尾を振って素早い動きはするが、オタマジャクシのような持続性はなく、端に隠れるように身を寄せ、なんらかの擬態なのか動きを止める。
手足はまだ生えていないが、ウーパールーパーなどにもあるヒゲ状の鰓(えら)が観られる。
まだ1センチ程なのでなかなか上手く撮れない。
調べてみると、共喰いもあるということで、次々と孵化したら、かわいいと鑑賞する前になんらかの対策を考えなくてはいけない。
数匹だけ隠れ場所をたくさん作ったケースに入れて飼うか、もう一応確認できたので放して自然にまかすか悩ましい。
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地味だけれど

2025年04月28日 07時44分08秒 | 身の回りの生き物のこと


アマガエル(雨蛙)がそこここで見られるようになったが、まだ冬眠から覚めたばかりで動きが緩慢。
その様子では蛇に見つかれば逃げようがないと思うけれど、先日観たアオダイショウ(青大将)も同じ場所から動かない。
やはり変温動物は気温が上がらなければ、思うように動けないということか。
今のアマガエルはどれを見ても地味な色合いで、土の中に潜った状態から憩える葉っぱの上に至るのはまだ先のようだ。
その前にやることがあるのは、わがビオトープ周りの田からの合唱を聴けば分かる。
繁殖産卵時季だからゼラチン状の卵塊と孵化した小さなオタマジャクシを田の浅い水たまりに観られるのはもうすぐ。
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冬から春へ  その2

2025年04月22日 06時08分08秒 | 身の回りの生き物のこと


3ヶ月余りの避寒から生家に戻って20日足らずだけれど、1m以上も積もっていた雪がほとんど消えてしまった。
屋根の雪を落とした家周りや陽の差さない場所には極端に残ってはいても、ようやく春がやってきた気分。
そうしてにょろりと姿を見せたのが若いアオダイショウ(青大将)。
これも、いつもながらシマヘビ(縞蛇)かヤマカガシ(山楝蛇、赤楝蛇)かも知れないと迷い、今回も調べてみたので、たぶんアオダイショウで間違いない。
普通ならこちらの気配を察してすぐ逃げるところを、冬眠から冷めたばかりで筋肉が思うようにいかないのか、動かなかった。
生きているには違いないと思いながら、からかい半分、前に回り20cmほどまでスマホを近づけて撮っても反応がない。
そこで尻尾を少し持ち上げたら口を開いて威嚇してきた。
生きているのが確認できたので、それならばとそれで良し、とそのままにした。
アオダイショウは蛙も喰うが、鼠を獲ってくれるので、邪険にはしたくない。
子どもの頃に、鳩の雛を呑まれたこともあり、目の仇にしていたこともある。
太った腹を割いたら鼠だったことがあり、それを踏まえて、今はフレンドリーな付き合い。
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冬から春へ  その1

2025年04月21日 08時09分08秒 | 身の回りの生き物のこと


毎日大体同じコースを散歩していると冬に備えて囲い縛り覆って守ってきたものを解いていく過程が見られる。
そうして生き物達も確実に増えてきたというのか、観られるようになってきた。
空を飛翔するのは大型の鳥としては、トビ(鳶)とカラス(鴉)ばかりではなくここ数日で鷹(タカ)の仲間を数回観た。
飛び方も違うし大きさと形も違うので分かるけれど、種類まではなかなか分からない。
電線に止まっていたのはハヤブサ(隼)かチョウゲンボウ(長元坊)かノスリ(鵟)かチュウヒ(宙飛)か分からない。
私の鷹類の知識としては、ミサゴ(鶚)とオオタカ(大鷹)ではなさそうだということだけが分かるだけ。
双眼鏡を持ちあわせていなかったのが悔やまれるのだが、こいつは、この後に地上に降り立ち何かを掴んで飛び去った。
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3匹の亀

2025年03月30日 11時37分44秒 | 身の回りの生き物のこと


山科川縁で甲羅干しをする3匹の亀を向こう岸に見つけて不思議を感じた。
子孫を残すためには、雌雄どちらか或いは双方で相手のフェロモンを感じ取って接近交尾するのは間違いない。
それでも亀が連れ立って泳いでいるシーンは観たことがないので、鳩のように番(つがい)となることはなく、その時期だけの接触なのだろう。
山科川の下流でつながっている木幡池には亀が多数いるけれど、動き回るのは単独で、甲羅干しの時だけ群れる。
亀は目だけで、他の亀を亀と認識していて、臆病な亀が群れて甲羅干しをしていることを仲間の亀として認識しているようだ。
甲羅干しをするのに適した場所を巡って争うということはしないけれど群れるのは、快適フェロモンといったものを発しているのだろうか。
人の気配などを感じると次々にドボンと水中に逃げ込むのだが、群れることによって視界を広くする危険探知システム構築ということなのだろうか。
爪は結構な鋭さを持っているので、ゆっくりながら丸い石の上などでも時間をかけてよじ登る。
途中経過は観察したことがないけれど結果として乗っているのはよく観る。
そうして苦労した甲羅干し中でも、何かを察するや躊躇いなく素早く水中にドボンが不思議でたまらない。
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啓蟄から春分へ

2025年03月17日 07時40分00秒 | 身の回りの生き物のこと






先日の晴れ間に道路脇のコンクリート部分上をせわしく動く赤い点を見つけた。
動きを止めるのを見計らって撮ったのだが、確かめるまでもなくナナホシテントウ(七星天道虫、七星瓢虫)。
今春初めて観た虫らしい虫だなと思いつつ、啓蟄の春、芸術の秋などと心でつぶやく。
ちなみに、啓蟄は二十四節気の1つで3月初めから3月中旬頃のこととあるので特定の日ではなく、ある半月間であり、次は春分の半月間。

サザンカ(山茶花)が盛大に花びらを散らすのも終わりかけで、次はオトメツバキ(乙女椿)と思われるつぼみが膨らみ始めていた。
拡大して見ると、愛らしいと見えたのも何だか生々しい凝縮といった趣だ。

アセビ(馬酔木)の花が、どうしてここまでと思うほどの混み方で咲いていた。
ドウダンツツジ(灯台躑躅)だったかな、ネジキ(捩木)だったかな、などと見当違いのことも必ず考える。
そうして、『調べる』機能で確かめ、やっと、(そうだアセビだった)と納得する。
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昨日の山科川で観た鳥たち

2025年03月09日 10時08分30秒 | 身の回りの生き物のこと

家電量販店の裏口を出ると山科川の左岸に出るのだが、10羽ほどのツバメが上空を飛び回っていた。
いくらなんでも燕尾服仕立ての燕ではないだろうと目を凝らすと、やはり撥(ばち)状尾羽なのでイワツバメ(岩燕)に違いない。




右岸に回って遊歩道からは洲にカワウとカモ2種類が日向ぼっこをしていたのが見えた。
カワウ(川鵜)の羽干し姿は正面から観ないと様にならないのに、太陽に向いているのでうまく撮れなかった。


カワセミ(翡翠)はしばしば観られるようになっていたのだが、昨日は水面上1mほどの低空で鴨に追いかけられているのがいたり、2羽でいたり、獲った小魚を護岸コンクリートに打ち付けるシーンまでも観られりで、滅多にないことだった。
決定的シーンを撮るのはスマホでは無理だが、すぐ上から見下ろす位置に飛んできたので、しばらく遊歩道の手摺りにもたれて観察することができた。


コサギ(小鷺)と思われる白鷺は川の中を落ち着きなく大股で歩き回り、それじゃ魚は捕まえられるはずがないだろうという感じ。
それでも嘴を水中に突っ込んで何かを飲み込んだようなので、小さな川虫でも獲ったものと思われる。
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野良猫なのか飼い猫なのか

2025年02月24日 08時19分00秒 | 身の回りの生き物のこと




いつもの散歩コースの山裾の同じ場所で黒猫を時々見ることがある。
撮ろうとしても笹藪の中に逃げ込み、スマホを構えても、藪の向こうからこちらを窺う目が分かる程度にしか写らない。
残念な気分を少し引きずっていたのだが、別の散歩コースで全く同じに見える黒猫が金網フェンス越しの20mほど先にいた。
スマホを取り出そうとモタモタしている時に別の奴も来て、挨拶中の様子は撮れないでしまったけれど、金網越しにそれぞれを撮った。
野良猫なのか飼い猫なのか、こちらを見切っているというのか、みくびっているというのか堂々としている。
茶系は調べてみると、クラシックタビーあるいはマーブルタビーという日本では珍しい柄らしい。
この2匹を観たのは昨日の午前なのだが、午後に水汲み(スーパーでの無料飲料水サーバーから)から帰ったら、ウチの坪庭から猫が飛び出した。
あの逃げ方は野良猫のすばしこさだったが、確かに真っ黒の猫で、もしかしたら午前に観た黒猫かもしれない。
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宇治は『しかぞすむ』処

2025年02月07日 08時58分11秒 | 身の回りの生き物のこと






出没の噂はよく聞く鹿を、家の近所の裏手でついに観ることができた。
滋賀県への抜け道を走る折には山中で何回か観たことはあっても、自分の家の住宅地近くでは初めて。
喜撰法師の歌にあるように、宇治は『しかぞすむ』処なのだと昨日は再認識した。
昨日、遅めの昼寝をした後に散歩に出かけて直ぐのこと。
宅造途中で放棄された傾斜地に、鹿は姿勢良くこちらを見てじっとしていた。
意識的にきょろきょろしていたわけではなかったけれど、鹿に気付けたのはなんとなく視線を感じたのかも。
限界一杯にズームして撮り、もう少し良い画像をと近づきながら、角を構えて突進してくることはあるだろうかと少し緊張もした。
こちらはスキー用のストック1本を杖代わりに持っているので、いざという時には対抗できるだろうとは思った。
40mくらいまで近付いた時点で撮ったら、白い尻を見せて逃げていってしまった。
オス鹿は発情期に気が荒くなり奈良公園では観光客に危害を加えることがあるらしいけれど、人馴れしていない野生鹿ではありえないようだ。
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スマホで鳥撮り目指してみたら

2025年01月17日 08時38分38秒 | 身の回りの生き物のこと








どんなに拡大しても、望遠レンズの写真機には遠く及ばず、野鳥がおとなしくポーズをとってくれていても、スマホでは手ブレとピンボケでこの程度にしか撮れない。
ここ1週間ほどで撮った野鳥画像は、キジバト(雉鳩)、不明鳥(カシラダカ?)、シジュウカラ(四十雀)、カワセミ(翡翠)。
撮ったけれど、あちゃーダメだ・・で削除したのが、絶滅危惧種になるかも知れないなどと耳にするけれど宇治でも十日町でもそれは無いなと思うスズメ(雀)、それにヤマガラ(山雀)、メジロ(目白)。
撮影を主にするなら、カメラを買ったら良いだけのことで、少し無理をすれば買えないことはない。
でも私のただいま農閑期避寒中に課した徘徊は、春から始まる田舎での各種作業をこなすための体力減退防止が目的なので我慢している次第。
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尾を振る鳥

2025年01月05日 08時55分22秒 | 身の回りの生き物のこと




公園の地面にいたジョウビタキ(尉鶲)が、葉を落とした立木に飛び移り、きょろきょろしたり尾をぴりりぴりりと震わせたりしていた。
バカビタキという別名通りにあまり人を警戒しないので撮れたのだが、どうしてもスマホではこの程度にしか写らない。
撮ったのはオスで、もうちょっと地味目なメスも近くにいた。
どういう意味があるのだろう、あのジョウビタキだと一目で判断できる独特な尾の振り方は・・。

川から飛び立つセキレイ(鶺鴒)を2度3度と観たけれど、みな黄色がちらっと見えたのでキセキレイ(黄鶺鴒)と判った。
縄張りがあるのかどうか、ハクセキレイ(白鶺鴒)にもセグロセキレイ(背黒鶺鴒)にも会わず、キセキレイばかりなのは、何らかの理由がありそうだ。
川から飛び立っても、近づくこちらを避けて先に行くだけで、また川に降り立つので、間合いを見計らって撮った。
尾の付け根の黄色がわかる程度には撮れたがどうしてもピンボケになる。
セキレイのことは私の田舎では、白でも背黒でも黄でも、みな『尾振り』と呼んでいた。
尾を振りながら浅い水辺を歩いて餌探しをすることが多いからで、縦振り型モンロー・ウォークといったところ。

これでモズ(百舌鳥)が撮れたら、尻を振る鳥の揃い踏みなのだが、最近うちの近所でモズを観ていない。
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山科川にて夜を過ごすことにしたらしいシラサギ(白鷺)

2024年12月25日 08時03分08秒 | 身の回りの生き物のこと






サギ(鷺)の仲間はまとまって、塒(ねぐら)と決めた木々に、種を問わず集って居ることが多いのではなかったか。
テレビの紹介でも、自分で実際にバードウォッチングをしていた時にも、そのような集団を作っているのを何回か見聞きした。
集っていたら目につき、観察のやり甲斐もあって、それが当たり前のように思い込まされているのかもしれない。
山科川の土手を夕方散歩していたら、暗い川の中にぼうっと白いものが見えて、レジ袋かと思った。
遊歩道から最短の真横から目を凝らすとサギと分かり、たぶんコサギ(小鷺)なのだろうということは撮った画像を観て確認できた。
柵の手すりにスマホを固定してボタンをタップしても、暗いので3秒ほどシャッターが下りなかった。
対象も少し動いたりして、良さそうに撮れたのは、この程度の画像2枚。
街灯はあるので真っ暗になることはないし、鳥目ならぬ意外に夜目もきき、こういう場所が安心できるのか。
個性にも拠るのかどうか、何しろこいつは、今の所は降雨増水の危険もなく、おそらく天敵も近寄り難い暗い川の中で、夜を過ごそうとしている孤高タイプのようだ。
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