


いつの間にかドクダミ(蕺)がそこら中に咲いている。
蕺を検索すると、『しぶき』と読むそうで、ドクダミの古名とある。
それはそうと、親戚からプランターいっぱいの八重咲きドクダミをもらってきて半日影に植えたのが、かなり勢いよく増えている。
普通の十字花ドクダミが蔓延る場所にも数本移植したら、十字花を駆逐する勢いだ。
こうなったら、ウチに咲くドクダミはどの場所でも八重咲きになったら良い。
ドクダミ茶にするために十字花の分だけを引っこ抜いたら、そのようになっていくだろう。
ところで、ドクダミの花弁と見えるのは総苞だそうで、花自体は黄色いブラシ部分に集合している。
そうなると八重咲の方は、ちょっと複雑で、十字花が重なってしまった状態なのだろうか。
ドクダミの種は今まで関心がなくて観たことはない。
地下を匍匐する根だけで増えていくものなのか、種がどのように育って散らばるか、どのように発芽するのかどうかなどを観察するのも面白いかもしれないけれど、時間がないので残念。
八重咲きどくだみは美しいですよね。
我が家の庭に頂き物の八重咲きさんを数株植えたのは、10数年前のこと。
しばらくは、八重さんと一重さんは同居していましたが、気づけば我が家の庭のどくだみは「八重さんだけ」です。
背丈も八重さんは一重さんの2倍くらいに...
八重さんたちの美しい姿に見とれていた私でしたが、
駆逐事件に気づいてからは、心の中に小さな影のようなものを感じるようになりました。
一重さんに、お気の毒なことをしてしまったような...
地中で、どのようなバトルがあったのでしょう...
十字架にもたとえられることもある一重さん。
一重さんの愛らしさが懐かしいような...複雑な気持ちの私です。
>八重は一重を駆逐する...... への返信
やはりそうでしたか?!
八重が一重を駆逐するんですね。
背丈も大きいなら、ドクダミ茶にするのは良さそうじゃないですか。
味が違うのか、今のうちに是非とも比較をしておかなければなりませんね。
そのように教えてもらったら、例えば八重が侵入していたら駆除して一重の純粋種を保つ地域を設けたくなりますね。
面白いコメント、というよりエッセーをありがとうございました。