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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

オオハエトリ(大蝿取)

2025年08月02日 09時08分09秒 | 


ハエトリ蜘蛛は益虫として、家の中で自由に徘徊することを許している同居家族のような存在。
座卓にも上がってきてピョンと跳んだりするのが微笑ましい。
今朝は今までに観たことのない大きさのハエトリ蜘蛛が物置小屋の扉にいるのを見つけた。
何かを捕まえて咥えているのが分かり、静かに近づいて撮ったのだが、接写しても動じなかった。
蜘蛛は獲物をムシャムシャ喰うことはできず、溶かして吸うのはハエトリ蜘蛛も同じだろうか。
ちょっと検索したくらいではなかなか見つけられず珍しい種類なのだろうかとワクワクしたけれど、何のことはない、シンプルにオオハエトリ。
噛むこともあるそうなので、家の中に取り込んでの同居は考えにくい。
それよりせっかく捕まえたカゲロウ(蜻蛉)を喰う時間は邪魔しないでおこう。
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イボバッタ(疣飛蝗)の異様な姿

2025年07月29日 08時48分00秒 | 




ネギ(葱)に水遣りをしていて、何かが動いた気がした。
しゃがんで良く観ると、泥だらけの泥が乾いてしまったようなバッタがいた。
気づいたのは半開きで黄緑色の翅が目立ったから。
翅を閉じることが出来ないといった異様な姿なのは何らかの不具合が有りそう。
もしかしたら脱皮がうまくいかなかったのか、脱皮後に翅を整える途中なのか。
泥とバッタの検索ですぐにイボバッタと判ったのだが、泥バッタの方が相応しい。
スマホを構えると嫌がって隠れるので、回り込んで別方向からも撮った。
この翅がきちんと畳まれないことには、せっかくの体全体の擬態が生きない。
ネギに水やりする度に気になって捜すことになりそうだ。
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キアゲハ(黄揚羽)の食草はセリ(芹)科

2025年07月28日 14時30分00秒 | 




草刈りの行き届かない草藪にキアゲハの幼虫がミツバ(三葉)とセリに居るのを見つけた。
それぞれ食い荒らした形跡があるので検索してみた。
じつはキアゲハの幼虫と直ぐには分からなかったのだが、調べてみて、そうそうこの姿はキアゲハの幼虫だったなと思い出した。
キアゲハの幼虫はニンジン(人参)に発生するものという私の認識は、ニンジンもミツバもセリもすべてセリ科ということなので納得した。
アゲハチョウ(揚羽蝶、鳳蝶)は柑橘系が食草で、宇治の小さな庭ではキンカン(金柑)の葉が丸坊主になる。
他の〇〇アゲハもそれぞれ独自の食草なのは結果的に棲み分けているということなのだろうから、不思議にして絶妙だ。
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イトトンボ(糸蜻蛉)の連結

2025年07月27日 10時16分10秒 | 








イトトンボは同定が難しいという記述を見て、何イトトンボか見極めるのを諦めた。
それはともかく、我がビオトープでは相変わらずイトトンボの連結飛行、交尾、産卵が頻繁に観られる。
単独で居るアブレ者を見つけるのが難しいくらいの感じ。
連結飛行中の画像も撮れないかとやってみたが、スマホでは難しいので、これも諦める。
それでも、少しの時間、しゃがんでいればこの程度の画像はいくらでも撮れる。
他のトンボもやってきては縄張り争いのようなことをしょっちゅうやっているが、イトトンボにはそれがない。
最小クラスで弱い存在だから争いなんかやる暇はないと言わんばかりにあちらでもこちらでも連結をしている。
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カブトムシ(兜虫)の羽化が始まる

2025年07月24日 16時52分52秒 | 


農事の師の堆肥作りの場所にたくさんいたカブトムシの幼虫を貰い受け二つのガラス容器で飼っていた。
容器は元水槽だけれど、たぶん水が漏るのではないかと思われるほどの、処分するかどうか決めかねていた代物。
私が留守にする3ヶ月余りは、ここ生家の玄関に置いていたのだが、餌となるクヌギチップを満たし、水分も含ませていたので何とか冬越しできたもよう。
3日前のヒグラシ(蜩)の初鳴きの日に1匹目が羽化してその後2匹の、今の所は計3匹。
具合の悪いことに全部がオスなのでメスの羽化が待ち遠しい。
宇治で、もう何年も飼い継ないでいるのは、ほぼ1ヶ月早く7匹羽化したと報告があった。
1匹だけがメスであとはオスなので、ケンカばかりで大変だろうと、オスの半分は放すようにと伝えた。
ただいま確認したところ、メスだけが残り、あとは生きている姿が見えず、骸が分解していたりするそうだ。
メス1匹が残ったのなら、間違いなく交尾済みで卵を産むだろうから、向こうは問題なし。
こちらはウチにやってきた特典として蜂蜜を与えている。
メスが出てこなくても夏中にどこかでメスは見つかるだろうから、それはそれで良い。
それにしてもオスばかり、1匹は立派な角をしているけれど、他の2匹はメスかと喜んだほどに角は付け足しみたいに貧弱。
今年の夏も変だというからこんなところでも変ついでの変なのかも。
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目についた虫あれこれ  その8『ベニシジミ(紅小灰蝶)とルリシジミ(瑠璃小灰蝶)』

2025年07月17日 14時02分29秒 | 




ベニシジミは数日前、ルリシジミ(?)は本日の散歩中に農道で見つけた。
朝は動きが鈍いので撮れたのだろうけれど、2匹(頭)とも普通の状態ではないように思われた。
紅の方は逆さまに止まってじっとしているというのが、とにかく解せない。
瑠璃の方は地下水路の鉄蓋に止まって翅を震わせていたのだが、何故かわからない不思議な状態。
逆さまを撮っても画像処理で反対にしてみたらどうかとやってみたが、やはり不自然な修正となるので元に戻した。
瑠璃は鉄蓋の溶けたミネラル分でも吸っていたのだろうか、震えるほど熱心に。
戯れに鉄蓋の模様を歩いていたら、分岐点に来て困っているといった風に見えないことはない。
蝶というのはとにかく分からない生き物だ。
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目についた虫あれこれ  その7『ヒマワリ(向日葵)が咲いてニホンミツバチ(日本蜜蜂)』

2025年07月14日 06時10分08秒 | 






1番関心のある虫は当然のこと、蜂蜜を採るための我がニホンミツバチ。
ある時、ニホンミツバチが採蜜あるいは花粉収集をしていたからといって、その花にはいつだってミツバチがやってくるとは限らない。
トウモロコシ(玉蜀黍)の花にはニホンミツバチが群れるほどやって来ているのを観たのに、次の年は見向きもせず状態で1匹も寄り付かなかったりする。
その点、菜の花とヒマワリは確実にニホンミツバチの大好物。
真夏の暑さが続いてヒマワリが咲いた。
私のニホンミツバチがやってきて動き回っている。
マルハナバチなどの他の蜂が来ているところは観ないので、やはりヒマワリは育て甲斐がある。
ところで、ヒマワリの蜜を集めているのか、花粉を集めているのか、両方なのか、そういう観察をおろそかにしているのは我ながら不甲斐ない。
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目についた虫あれこれ  その6『糸蜻蛉は小蝿を捕える』

2025年07月12日 15時56分56秒 | 




7/2に『糸蜻蛉を眺める』という記事を書いた。
そのトンボとは種類が違うかもしれないけれど、いつの間にか居間に入っていてポン酢容器の上に止まった。
1回目はモノにならないピンボケだったが、飛び去ってしばらくしてからまた止まったので何とか見られる画像になった。
1回目と2回目の間に、ぼんやり眺めていたら、その前からちょこまかと煩い動きをしていたコバエ(小蝿)を素早く捕えるシーンが観られた。
オニヤンマ(鬼蜻蜓)はウチのニホンミツバチを確実に捕らえて喰うので私にすれば敵だけれど、イトトンボが狩るシーンは初めて観た。
こうなると、俄然イトトンボは私にとって頼もしい味方だ。
外に出られなくても餓死することはないのだから、それならこのまま居て欲しい。
コバエを狩るシーンは昨夜のことだったが、只今先ほど滞在浮遊しているのが観られた。

今朝のウォーキング帰りにビオトープの様子を観ていたら、イトトンボの連結飛翔が観られた。
連結中でも空中にホバリングしたりするので、それを撮れないかと構えていたら睡蓮に止まった。
オスは毅然と直立して周囲を見張っている様子だが、動きの主導権はメスにあるようで、トンボは観ていてなかなかに面白い。
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目についた虫あれこれ  その5『若殿は横這いに逃げる』

2025年07月11日 06時25分25秒 | 




トノサマバッタ(殿様蝗)の終齢は、あと何段階を経てからだろう。
ユリ(百合)の蕾に止まっていた若いトノサマバッタは、まだ翅が未熟で飛べないから、私のスマホから逃げるのに横這いで隠れようとした。
このユリを齧ろうとしていたのだろうか、甘い匂いもせず、蝶が来ることもない園芸種のユリを。
それにしても、このユリの赤はどぎつくてカルメンなんぞを思い起こす。
球根をもらって植えたら、赤一色だったので、大出血のよう不気味さがあるから違う色のものも欲しいなどと呉れた人に文句を言ってしまった。
次は黄色をもらえることになり、そうすれば様になるだろうから、殿様も満足してくれるのではないか、などとは思わないけれど。
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目についた虫あれこれ  その4『妖精と見紛う幼生』

2025年07月10日 06時13分44秒 | 






長く伸びた雑草を引き抜いていると、草藪の中に小さな妖精たちの森が広がっているようなファンタジーの世界にひたることがある。
まだ色といったものを持たない幼生は、おそらくツマグロオオヨコバイに成るのだと思われる。
孔雀のように尻の羽の針を広げた幼生は、スケバハゴロモ(透羽羽衣)になる前段階。
この幼生は一度に何匹もいることがあり、ぴょんぴょん跳んでくれたりすると、しばし手が止まり仕事にならない。
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目についた虫あれこれ  その3『ムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)は俗称』

2025年07月09日 06時05分04秒 | 






おそらく大抵の人にとって1番身近なトンボはシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)だろうと思われる。
塩の粉を吹いたような色だからシオカラトンボで、それは雄。
ムギワラトンボはシオカラトンボの雌なのだと思い込んでいたけれど、雄も羽化したての頃は麦藁色なのだそうだ。
となると、画像の羽化仕立てで飛べないのを良いことに嫌がるのをいろんな角度から接写した、このムギワラトンボはシオカラトンボになっていく雄かもしれない。
雌は麦藁色のまま成熟しても、実際の正式名はシオカラトンボの雌ということになるようだ。
尻尾の先を見れば雌雄ははっきりするのだろうけれど、ムギワラトンボは雌と思い込んでいたので確認はしないでしまった。
雄なら雌の首根っこを掴む2本の突起があるから一目瞭然だったのに。
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目についた虫あれこれ  その2 『モンシロチョウ(紋白蝶)の危機管理』

2025年07月08日 08時01分44秒 | 


何気なしの徘徊中にモンシロチョウが妙な飛び方をしていたので目で追った。
どこか傷んでいたら飛べないだろうし、むしろ蝶ははじめからどこかおかしい飛び方をするもの。
その蝶が普通の飛び方をしていなかったら、それはもう交尾中に決まっている。
蜻蛉(トンボ)や蚊の仲間は交尾中でも双方が翅を羽ばたかせて飛翔するけれど、翅の大きい蝶の場合、そうはいかないようだ。
モンシロチョウはどのくらい交尾に時間を掛けるのだろう。
近づいた私からとりあえず逃げなくてはならなくて飛び立ったもよう。
片方が翅を畳んだままぶら下がって空中移動するのは、せっかくの合体を無駄にしない心意気のようなものを感じる。
3回も4回も近づいては飛び立たれを繰り返し、ようやくギリギリの間合いを掴んで撮った。
雌雄の違いはどちらがどちらか確かめなくても予想はつくけれど、確実に知りたくて調べてみた。
やや大きい傾向があり、全体に白っぽい方ということになれば、やはり危機管理を担って飛んでいたのは雌。
雄は交尾だけに集中してお任せの逆さま浮遊。
キャベツ畑で捕虫網を振り回しモンシロチョウを片っ端からたくみに捕獲している人を見たことがある。
そんな農家からしたら、キャベツ畑でなくても、こういうペアなんぞ捕獲退治しないではいられないところだろう。
青虫は踏み潰すけれど、蝶を退治する気になれない私はまだまだ危機管理の切迫感がない。
キャベツは何回か作ってはみたものの、モンシロチョウに勝てなくて諦めたというのに。
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このごろ目についた虫あれこれ  その1

2025年07月07日 15時34分15秒 | 




カボチャを植えた畑に伸びた雑草をしゃがんで引き抜いていると、青いオオヨコバイ(大横這)がいた。
安住地の激変に戸惑って右往左往状態かと思いながらしばらく観察した。
すると、小さな草によじ登ったり、落ちてみたり、ぴょんと跳んでみたりして落ち着きがないけれど、遊んでいるように見えた。
仲間のツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)は、その名の通りにこちらがスマホを近づけたりすると横に這って葉の裏や枝の後ろに身を隠す。
でもこいつにはこちらを意識するほどの危機感は無いようだ。
蝉に近い仲間というだけに頭部は蝉そのもので翅は立派だが、飛ぶのは苦手らしく、むしろ長い後脚を使って跳ぶ。
1センチに満たないので、なかなかうまく撮れなかった。
幸せを呼ぶとか何とか言われたりするというのは後で知ったことだけれど、この色は撮りたいと思い、しばらく粘った。
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クロスジギンヤンマ(黒筋銀蜻蜓)の産卵

2025年06月11日 12時19分30秒 | 


梅雨入りしたので農事は気分よく休み、ぶらぶらと見回りをする。
ビオトープでは銀ヤンマが産卵しているのでスマホを構えた。
ギンヤンマにしてはずんぐりしているな、と思い調べてみるとクロスジギンヤンマ。
ムギワラトンボ(シオカラトンボの雌)とギンヤンマの中間のようなトンボがいるのは分かっていたけれど、調べることはせずに今まで知らなかった。
この歳になってクロスジギンヤンマという名のトンボがいたと知って、別に恥じることでもないけれど、昆虫好きの私としたことがと思う。
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尺取虫の擬態

2025年05月18日 14時44分41秒 | 






蘭のキンリョウヘン(金陵編)を吊るす手製の台に木の枝がくっついていた。
と、思わせる擬態をしている尺取虫を見つけた。
シャクガ(尺蛾)は種類が多いので、尺取虫から成虫を同定するのは難しいのではないかと思い、それは初めから諦める。
そんなことより、こいつをチョンチョンと触ったりつついたりしたら動き出すのではないかと、やってみたが身を固くして堪えている。
触ると木の枝とは全く違う柔らかさがあるので生き物だと分かる。
それでも必死の擬態なのだから、その健気さにうたれ、観察して撮影するにとどめた。
メダカは飼っているけれど、金魚とか鯉を飼っていたなら、つまみ上げて生き餌として投げ与えるところだ。
全身は本当に木の枝そっくりな色合いと柄で、頭部は首を傾げて枝振りに似せているところなんか心憎い演出。
でも、拡大して観れば芋虫そのものだから微笑ましい。
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