書名 〈ひと〉の現象学
著者 鷲田 清一
発行社 筑摩書房
発行日 2020年1月10日
頁 289
価格 1,100円 + 税
わたしたちは何によって“ひと”として生まれ、どういう理由で「あのひとらしい」と言われ、どのようにしてときにその権利が擁護され、ときに糾弾され、やがて“ひと”として消えていくのだろうか。
他者=「顔」との遭遇、愛憎という確執、個としての自由から、市民性・多様性、死など。
“ひと”をめぐる出来事には常に、知覚、自己意識、理性、権利と契約、道徳と倫理といった哲学の主題が伴走する。
本書はそうした問いの数々をゆるやかに開かれたまま差しだし、共鳴し連鎖する思考を展開していく。
目次
はじめに “ひと”の現象学
1 顔―存在の先触れ
2 こころ―しるしの交換
3 親しみ―家族という磁場
4 恋―「この人」、あるいは情調の曲折
5 私的なもの―所有の逆説
6 “個”―自由の隘路
7 シヴィル―市民が「市民」になるとき
8 ワン・オブ・ゼム―「多様性」という名のアパルトヘイト
9 ヒューマン―「人間的」であるということ
10 死―自然と非自然、あるいは死の人称
松本清張 「空想の翼で駆け、現実の山野を往かん」
2020/5/8 NHK BS新日本風土記スペシャル
「松本清張 鉄道の旅」より
島根県のある限界集落で義足の会社をやり始めた若夫婦に、色紙に書いて贈った言葉とのことです。
その言葉を会社の前に石碑として建てたとのことです。
中村ブレイス株式会社
書名 トコトンやさしい半導体の本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)
著者 谷腰 欣司
発行社 日刊工業新聞社
発行日 2009年4月28日
頁 159
価格 1,400円 + 税
世界中のエレクトロニクス産業の進歩と発展を支えている半導体技術。
IC、メモリをはじめ代表的な能動部品はすべて半導体でできている。
本書は、これら半導体の物性的な特徴や種類、使い方から技術動向まで、身近な製品などを例に解説する一番やさしい本である。
目次
第1章 半導体の基礎を学ぶ
第2章 半導体の特徴を理解する
第3章 元素半導体、化合物半導体、ファインセラミックス半導体
第4章 半導体デバイスのいろいろ
第5章 半導体を使う
第6章 暮らしの中の半導体
第7章 半導体をもっと知るために
理容店料金:3,800円(税込)
私が小学生か中学生の頃、田舎の裏の竹やぶの土手に6月末ぐらいに実る
薔薇の木のようなトゲがある『カジカぐみ』という植物がありました。
実は、カジカの卵のような色と形から『カジカぐみ』と呼ばれていたようです。
その時期、梅雨に濡れながら、わたしを含め子どもたちは、おやつがわりに摘んで食べました。
熟した直径1cmほどの実は、ふんわり摘めてあま~い味がしました。
今、田舎の竹やぶは、畑になり、土手の木々も刈り取られ、『カジカぐみ』の木は、ありません。
また、子供たちも少子化でおにごっこや缶蹴りなど外で遊ぶ子供は、いません。
書名 電気技術発展の秘話 ―技術を陰で支えた人々―
著者 矢田恒二
発行社 オーム社
発行日 2020年3月17日
頁 168
価格 2,300円 + 税
“電気の偉人”と呼ばれる人々の陰で、電気の実用化に尽力した人々の隠れたエピソードを紹介
電気技術史の中には近代物理学を構築するうえでも重要な位置を占める文献や実験結果などが数多くあり、功績をあげた人の名は燦然と輝いています。
しかし実際は、その名声を得た人が独自に思考し事例を重ねた例はなく、多かれ少なかれそれまでに積み重ねられた事象の上に、またその時代に同時並行的に行われていた別の研究者と切磋琢磨しながら実験が行われ、その中から独創性を生かして成功した人の名が栄誉と共に歴史的事実として記録されています。
しかし、栄光の陰には多くの人の苦労、エピソードがあります。
本書は、1800年代から1900年初頭における、実用化された電気技術を対象に、電気を何とかして実用化しようとした人々の隠れた苦労話を集めて紹介しています。
目次
第1幕 電流とはどういうものか
第2幕 電気から回転力を作り出す
第3幕 電気機械の発展の苦労話
第4幕 電動機の乗り物への応用
第5幕 遠くまで電気を送り届ける
第6幕 生物電気技術の発展のウラ話
第7幕 年譜:回転電気機械はどのように発展してきたのか
書名 青春サプリ。乗り越えられない試練なんてない (心が元気になる、5つの部活ストーリー)
著者 オザワ部長、日比野 恭三、その他
発行社 ポプラ社
発行日 2020年4月
頁 174
価格 1,200円 + 税
君たちの本気ってそんなものなの?
君たちに足りないのは「気迫」だよ。
自分たちの姿、表情、演奏のすべてから、気迫を感じさせなさい。
全日本吹奏楽コンクール5年連続金賞。
その礎となった、山あり谷ありの3年間を描いた感動ストーリー。
他4話。朝読に最適。心が元気になる、5つの部活ストーリー。
目次
1 気迫の音楽を―北斗市立上磯中学校吹奏楽部(悲報からのスタート
全国への兆し ほか)
2 夏の夜は―暁星中学・高等学校競技かるた部(最後の1枚
作戦 ほか)
3 奇跡は起こすもの―岩手県立高田高等学校卓球部(何もかもが流された
でも卓球ができる ほか)
4 結果は後からついてくる―立教新座高等学校柔道部(予選敗退
全国大会への夢 ほか)
5 因縁から絆へ―岡山県作陽高等学校サッカー部(誤審
くつがえらない結果 ほか)
・すべて実話です。
・「奇跡は起こすもの」
・「負けても死ぬわけじゃないんだ」
・「思い通りにならなくて当たり前」
・「負けてもともと」
書名 結婚してみることにした。 壇蜜ダイアリー2
著者 壇蜜
発行社 文藝春秋
発行日 2020年3月25日
頁 173
価格 1,100円 + 税
38歳最初の仕事は「ルンバを踊る」。
モモジタトカゲのサチ子に、ナマケモノの浜平を迎え、食べる、眠る、ゆっくり泳ぐ、長めのサウナ…そんな毎日からいい夫婦の日に、結婚。
まさか自分がそんな日を選ぶとは。
・忙しい、面倒だ、金がない・・・「何か」をやらない理由は、だいたいこの3つに分類される。
・やっぱり才女
・飼っているペット
・蛇、トカゲ、ナマケモノ、猫 <--- やっぱり変わっている!
・蛇の餌は、冷凍ネズミ
・趣味?
・射撃、水泳
・サウナ、水風呂 好き
・作家
・タレント
・レポーター
・アラフォー