書名 老いて、自由になる。 智慧と安らぎを生む「禅」のある生活
著者 平井正修
発行社 幻冬舎
発行年 2020年9月10日
頁数 197頁
価格 1,300円 + 税
長生きも不安、死も不安。
「散る」を知り、心は豊かになります。
残りの人生を笑顔で過ごすために、お釈迦様の“最期のお経《遺教経》"から学ぶ8つのこと。
「心を調える」学びは、一生、必要。
・持ちすぎない――「小欲(しょうよく)」
・満足は、モノや地位でなく、自分の「内」に持つ――「知(ち)足(そく)」
・自分の心と距離を取り、自分を客観的に眺める――「遠離(おんり)」
・頑張りすぎず、地道に続ける――「精進(しょうじん)」
・純真さ、素直さを忘れない――「不忘(ふもう)念(ねん)」
・世の中には思いもよらないことが起こると知る――「禅定(ぜんじょう)」
・目の前のものをよく観察し、自分の頭で考える――「智慧(ちえ)」
・しゃべりすぎない――「不戯論(ふけろん)」
・どうにもならないことはある。
・諦めるの語源・・・明らむ:明らかにする
「物事の理(ことわり)をはっきりした上で、その理に会わないことを捨てる」
・できないことも受け入れる。
・花は必ず枯れて、次へと命をつないでいく。その姿から学ぶ。
・「一つの縁の中で生まれて来て、縁の中で老いて、死んでいくのが人生」
・「仏とは、ほ ど け る こと」
「ほどける」とは、一つの念に縛られず、多様な価値観を認めること