徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

最後まで生きるために〈上〉 ~わたしの死 あなたの死~

2023年12月20日 | 伝えたい思い

書名  最後まで生きるために〈上〉 ~わたしの死 あなたの死~  
著者  柳田邦男 (編集, 著)
発行社 青海社
発行年 2023年2月20日
頁数  239頁
価格  1,800円 + 税

この世に生まれた命は、動物であれ植物であれ、
再び地に還るという運命をたどる。
人もその例外ではない。
絶対に避けられない死があるからこそ、
宗教や哲学が生まれた。
生死が医療の延長線上で考えられる傾向のなか、
生命とは何か、病に苦しむ人々の心身を救うにはどうすればよいのかなど、
医療者、宗教家、小説家などの賢哲がさまざまな問題提起を行い、
解決法を探る。
そして、より根源的なところから人のスピリチュアルを
理解するうえで示唆に富む内容となっている。
究極の緩和ケア読本である。

上巻目次
まえがき―人生のよき最終章を創るために  柳田邦男 ⅲ
1 「死なれる」という経験 鷲田清一 1
2 命の不思議 河合隼雄 29
3 妻を看取る日 垣添忠生 45
4 少子化の中の子どもの死を通して、
  この国のこれからを考える 細谷亮太 77
5 たくさんの人が亡くなった後で
   ―準備のない死をどう受け止めるか 池澤夏樹 115
6 養老孟司の考えるスピリチュアリティ 養老孟司 143
7 共生から共死へ 山折哲雄 171
8 科学技術文明における死生観 高木訷元 187
9 「生きなおす力」を探る
   ―悲しみこそ真の人生のはじまり 柳田邦男 205

・「あなたは、人生を投げ出しているように見えるけれど
  春の桜、夏の海、秋の紅葉、冬の雪景色。生きていれば
  四季折々の風景と同じようにつ,さまざまな人と素晴らしい
  出会いがあるのです。生きましょう」

・「人は、生きることによって出会いがあるのです」
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