書名 アンデスの奇跡
著者 ナンド・パラード
発行社 山と渓谷社
発行年 2009年3月30日
頁数 405頁
価格 2,400円+税
1972年10月、雪深い南米アンデス山脈に45人の乗客を乗せた旅客機が墜落した。
奇跡的に32人が死をまぬがれたが、彼らを待ち受けていたのは極寒と飢餓の絶望的な状況であった。
捜索が打ち切られ、食糧が底を突いたなか、彼らは死者の肉を口にして生き続けることを決断する。
そしてふたりが標高4000メートル級の雪山を越えて脱出に成功、救助隊を遭難現場へと導いた。
そのひとり、ナンド・パラードが、35年の時を経て初めて語る真実とは…。
「前を見ろ、力を蓄えておけ。そうすれば事態は変えられる。
過去にすがっていたら自分も死ぬ」