徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

炎上社会を考える-自粛警察からキャンセルカルチャーまで

2022年02月14日 | ノンジャンル

書名  炎上社会を考える-自粛警察からキャンセルカルチャーまで
著者  伊藤 昌亮
発行社 中央公論新社
発行日 2022年1月10日
頁   221
価格  840円 + 税

インターネットやSNSを中心に沸き起こる、
尽きることのない分断・衝突・ぶつかり合い。
「炎上」という現象をかくも夥しく呼び起こしてしまう今日の社会、
すなわち「炎上社会」は、どんな対立構造を持ち、
いかなる紛争状況を抱えているのか。
また、その背景にはどんな社会構造があり、時代状況があるのか。
本書の意図は、炎上社会の成り立ちを分析し、
炎上という現象の社会的な意味と文脈を明らかにすることである。


Fができない

2022年02月14日 | 小説


書名  Fができない
著者  升井純子
発行社 文研出版
発行日 2021年6月30日
頁   191
価格  1,500円 + 税

中学生になった直大には、中学校のスタートは大きな壁だった。
中学校生活初日の自己紹介から、直大は思いを話すことができず、クラスで悪いほうに浮いてしまった。
直大は、自分を変えるために兄ちゃんからもらったギターに挑戦した。まずはギターのコードを覚え、少しずつできるようになったが、肝心のFのコードがうまくいかなかった。
直大がギターをやっていることを知ったクラスメイトのカイトは、堀田たちをさそって直大とバンドを結成した。
バンドの練習でけんかもしたが、担任の岸野先生が加わり、少しずつバンドらしくなった。
バンドのデビューはなんと、学校の文化祭。
やったー!
僕たちは文化祭で学校中のみんなの前で演奏することになった。

・「Fな。Fでつまづく時期って、ギター少年にはあるんだよなぁ」