徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

ラストレター

2015年04月16日 | 小説

書名   ラストレター
著者   さだまさし
発行社 朝日新聞出版
発行年 2014年9月30日
頁数   318頁
価格  1,500円+税

聴取率0%台。深夜のラジオ番組の大改革に、入社4年目の新米アナウンサーが名乗り出る。
「自分が小さな人生を生きているってみんなわかっているんです。
でも、一山いくらじゃないんです。そんな小さな人生を伝えたいと誰もが思っている筈です。
そんな葉書を…小声で、ただひたすら愚直に読んであげるのはどうでしょうか」とは言うものの、ライバル局からは意地悪され、生放送中にはトラブルが続出。
本当にこの番組はうまくいくのか!?「さだまさしのセイ!ヤング」を12年半続けた経験にもとづく、心温まる深夜ラジオ小説。

・「荷物の重さじゃなくてね、担ぐ気力の話してんの。」

・「いいか、お前の理想を走りたけりゃ第一歩から関われって言っているんだ。」