徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

真夏のオリオン

2010年03月04日 | 小説

書名   真夏のオリオン
著者   飯田 健三郎
発行社 小学館
発行年 2009年4月12日
頁数   301頁
価格   552円+税

・64年の時を超えてアメリカから届けられた一枚の楽譜「真夏のオリオン」。
 過酷な時代の秘められたドラマがいま甦る。第二次世界大戦末期。
 米軍の本土上陸を防ぐため出撃した潜水艦イ-77号の若き艦長・倉本孝行。
 それを追い詰める駆逐艦パーシバルのスチュワート艦長。
 甚大な損傷を受けたイ-77号に残された酸素は、あと1時間。「俺たちは、死ぬために戦っているんじゃない。生きるために戦っているんだ」。倉本と乗組員の知力の限りを尽くした作戦が開始された。『終戦のローレライ』『亡国のイージス』の福井晴敏が4年ぶりにおくるエンターテイメント映画を完全ノベライズ。

・『回天』:特攻兵器
   「天を回(めぐ)らして戦局を逆転させる」との意味が込められていると云う。

真夏のオリオン 公式サイト