僕たちの天使

私の愛する天使たち、ネコ、山P、佐藤健君、60~80年代の音楽、バイクなどを徒然に語っていきます。

オトメちゃんが母親になっていました。

zooさん、お元気ですか。 もうご承知かもしれませんが、オトメちゃんが お母さんになっていましたね。市川動植物園のHPに 2013年、オトメちゃんがお母さんになっていたことが載っていました。赤ちゃんを抱いてカメラ目線です、オトメちゃん。こんなに嬉しいことはない。またブログを再開してくださることを願っています。 このブログの2014年8月4日の記事を読んでください。

(10/25)ドラマ「相棒」裁判員制度

2007年10月25日 11時37分08秒 | ドラマ
ここ数日
お天気良好。
日中の陽射しが嬉しい。
タマも
陽射しに背を向けて日向ぼっこ。
声をかけると
ゴロンと丸くなる。

夕べは
ドラマ「相棒」を観る。
楽しみにしていた2時間。

夕食を急いで食べて
茶碗を洗わずに2階の居間に行く。
後片付けはドラマが終わってから。

観終わったあと
正直な感想
いやあ、ヘビーだった。
さすが相棒、という気持ちも
あったが
ヘビー過ぎて
後からもう一度観直さなくちゃと思った。
最初から
飛ばす、飛ばす。
内容がヘビーということもあったが
観ている自分がついていくのに
しんどい、という意味。
息つく暇もないくらいに
展開の速さ、内容の重さ。
CMになったときはホッとしたぐらいだ。
一つのセリフも聞き逃さないように
耳を傾けていたが
ネコの鳴き声、お菓子の袋のガサガサという
音がうるさく感じてしまう。
他のドラマだったら、そんな雑音は気にしないほど
気楽に観ているのだが。
私は鈍いので
え、巻き戻したい、と思う性質(たち)。
そのために同時録画をしておいた。

裁判員制度をからめた事件。
かなりメッセージ性の強い内容だった。
それゆえに
法務省とか警察とか
ピリピリする内容だったかもしれない。
でもそこが相棒なんだよね。
SPはいつも危険な香り。
実際にあったこととかもヒントになっているし
ここまで描いていいの、というギリギリの線が
緊張感になってしまう。
その緊張感があったから
観ている自分も疲れてしまったんだろうな。
ただの殺人事件をどう解決するか、という
ストーリーなら
幾らでもフィクションとして描けるけれど
現実に起こったこととか
これから起こりうる可能性のあることとか
全くフィクションとして観られないから
ハラハラする。

裁判員制度。
私も気にかけている問題である。
同僚に
「裁判員制度について勉強している?」と
聞くと
「そんなことに手がつけられないほど
日常の仕事に忙殺されているよ。」と言われる。
2009年5月には始まっている
市民参加「裁判制度」
これがずっと続くのなら
今の選挙権を持たない中学生や高校生だって
真剣に勉強しなければならないものである。
そして
選挙権を持つ我々大人がもっと真剣に
目を向けなくてはならないもの。
なのに、現実には
その話は皆無に等しい。
市民レベルで裁判員制度を絡めた模擬裁判等を
行なったりしているようだが
これも、参加自由だから
実感なくて参加していない。
マスコミもたまに取り上げてはいるけれど
関心がないと、見ることをせずにチャンネルを替えてしまう。
そういう状態で
もしかしたら
やっつけ仕事で臨むかもしれないのだ。
それが現実かもしれない。
そうならないためにも
しくみをわかっていなくては。
人を裁く、ということを自分がするなんて、と
思ってしまう。

昨日のドラマでも
死刑を叫ぶ人もいれば
18年が妥当という人がいる。
その18年妥当の根拠も説明しなければならない。
付和雷同型の人間なら
「私もそれでいいです。」で終わってしまう。
そもそも
裁判の専門用語をよく理解できるかどうかも心配だ。
そしてなぜ妥当なのか、なぜ死刑なのかを
論理的に説明することができるのかどうか。

それから
昨日登場していた人たちは
30代から60代くらいの大人だが
しかもスーツを着こなす大人。
選挙権を持つ者は
スーツを持たないものもいるし
職につかない人もいるし(ドラマではニートと書かれていたような)
意見もしっかり言えない人もいるし
用語も理解できない人もいるだろう。
自分はそのどれもあてはまる。
抽選して更に面接して選ばれる候補者。
意見を戦わすには、全く場慣れしていない人もいる。
ドラマでは
裁判期間、ホテルに缶詰状態のようだったが
実際もそうなのだろうか。

どんな小さなことでも
日常からかけ離れている裁判。
もっともっと
学校単位で
社会教科単位で
職場単位で勉強しなくてはならない問題ではないだろうか。
仕事を持たない人の場合はもっと
情報から隔離されて
ほとんど何も知らない状態のまま
その場に臨むこともなきにしもあらず。

そして昨日のドラマのように
マスコミや裁判員や判事のフライング(判事の場合は玉虫色)
がある可能性も否定できない。
たくさん予測のつかないトラブルが出てくるのかもしれない。

それらに警鐘を鳴らす意味でも
あるいは
少しでも裁判員制度に関心を持つようにと
いう意味で
メッセージ性が強かったと思う内容だった。
身につまされる、とはこのこと。

待望された
相棒ドラマ。
映画化も決定。
私なら1回の映画ですぐに理解できないだろうから
2回ぐらい足を運ばなくてはならない。
きっと映画も、おおがかりな内容だろうから。

来週は少し
気楽に観ることができるようだ。
昨日は
重い内容だったが
裁判員制度がいよいよ始まるよ、
よく心して勉強しておくように、と
言われたような気持ちです。



コメント
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