明石に住んでいた夫の従姉妹が 嫁ぎ先の淡路島に住んで もう50年以上が経つ 同年代の彼女から
久々 電話があり 亡くなったお母さんの大島の着物があるので
洋服に仕上げて欲しい との事で 先月下旬 わざわざ我が家まで 着物を持参されました
暑い時期だから 涼しくなってからでいいよ と言われましたが
頼まれ物が無く 暇だったので 早速 解きに掛かると
見頃と襟の部分が 肩と真ん中で縫い合わせてあり 生地も裏返してあり 一度縫い直されたものでした
昔は 着物の洗濯は 解いて 縫い合わせてから洗い 指針張りを止めて 干して
再び 縫って 着用してたんですね
今回は 仕立て直しの時に 傷んだ身頃と襟を 上下にして縫い合わせてありました
大島なので 大事に着ておられたのでしょうね
一度仕立て直してあると 生地が薄くなっていたので 3点とも 洋服地用の裏地を使い 仕上げました
タイトル通り 右から ジャケット べスト パンツ です
まず ジャケット
ボタンホールをした 打ち合わせ
脇を少し スリット
こちら ベスト
生地の関係で付き合わせになってしまい ループのボタンかけにしています
一番最初に縫った ウエストゴム入りのパンツ
前両脇に ポケット付きです
他に 背が低くなったので パンツの裾上げも2本 預かっていますので それができれば
宅配便の着払い用紙に 住所を書いて持っていてくれてますので
近いうちに お送りしますね!!