銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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5月23日

2014-05-23 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14250円-14400円。堅調な米株市場や為替市場が小幅ながら円安に推移していることなどを手掛かりに、寄り付きは先物価格にサヤ寄せする形で上昇することが予想される。前日上昇の反動や週末要因を勘案すると、日経平均は節目の14500円を回復するほどのモメンタムはなく、25日線(14295円)を下値メドに小幅高の推移にとどまりそうだ。経済指標や企業決算に目立ったものがない中、前日引け後に経営説明会を実施したソニーの動きが注目される。パソコン事業の撤退やテレビ事業の分社化、エンターテインメントや金融事業の収益貢献で2015年度に4000億円規模の連結営業利益を目指すとのこと。ADRはほぼ変わらずの水準となっているが、経営方針を評価する買いが入れば、他のエレクトロニクス関連株への波及効果も期待される。

22日のNY株式相場は続伸。低金利政策継続への期待感や小売企業の業績好調に支えられた。ダウ平均は前営業日比10.02ドル高の16543.08ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比22.80ポイント高の4154.34ポイント、S&P500は前営業日比4.46ポイント高の1892.49ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ80円高の14390円、ドル建ては80円高の14390円で終えた。