銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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5月9日

2014-05-09 | 経済動向
東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14050円-14200円。米株市場は高安まちまちながら、上値の重さが意識される展開となった。先物の下落や円高基調などを受けて軟調な寄り付きが想定されるが、オプションSQの権利行使価格(14000円)辺りまでの大きな落ち込みはないとみる。主力企業の決算発表がピークを迎えたが、トヨタは6期ぶりの最高益を更新となる一方、今期は横ばいとの見通し。時価総額最大で全体相場への影響も大きいだけに、市場の評価が気になるところ。ザラ場中では、オプションSQ、10時30分発表予定の中国4月生産者物価、消費者物価、14時の3月景気動向指数、企業決算では11時の帝人、13時の旭化成、三菱重、富士重などが注目される。

8日のNY株式相場は伸び悩んだ。雇用関連指標の改善を受けて上げ幅を広げる場面もあったが、主力ハイテクの下げが相場全体の重荷となった。ダウ平均は前営業日比32.43ドル高の16550.97ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比16.18ポイント安の4051.50ポイント、S&P500は前営業日比2.58ポイント安の1875.63ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ45円安の14095円、ドル建ては30円安の14110円で終えた。