銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

5月22日

2014-05-22 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14100円-14250円。前日発表された日銀の金融政策決定会合では現状維持となり、その後の黒田総裁会見で株価や為替水準について言及したことに対する反応が懸念されたが、米株高や円高基調の一服などから杞憂に終わりそうだ。日経平均は5日線(14103円)を超える水準での推移が想定され、10時45分に発表される中国5月HSBC製造業PMIの内容次第では一段高となる可能性もあるだろう。なお、昼すぎから東芝が経営方針説明会を開催する。大胆な方針が打ち出されるようであれば、引け後に予定しているソニーに対しても期待感が高まりそうだ。

21日のNY株式相場は反発。ティファニーの決算が好感されたことや、FOMC議事要旨で緩和的な政策が続くことが確認されたことが安心感につながった。ダウ平均は前営業日比158.75ドル高の16533.06ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比34.65ポイント高の4131.54ポイント、S&P500は前営業日比15.20ポイント高の1888.03ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ145円高の14185円、ドル建ては150円高の14190円で終えた。

5月16日

2014-05-16 | 経済動向
東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14100円-14250円。米株安や円高基調を受けて軟調な推移が想定される。ADRは軒並み下落しており、特に野村HDやみずほなどの下げが目立つ。前日同様に金融株を中心に売りが広がる可能性があり、週末前の手仕舞い売りなども重なって日経平均は心理的節目である14000円を試す展開も考えられよう。経済指標では、13時30分に3月鉱工業生産(確報)・稼働率指数が控えている。

15日のNY株式相場は続落。小型株主導の下げが続いて調整相場入りしたことやウォルマートの決算を失望したことなどが材料視された。ダウ平均は前営業日比167.16ドル安の16446.81ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比31.33ポイント安の4069.29ポイント、S&P500は前営業日比17.68ポイント安い1870.85ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ190円安の14110円、ドル建ては180円安の14120円で終えた。

5月15日

2014-05-15 | 経済動向
東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14150円-14300円。米株安や円高基調が重しとなり、ADRもソニーや野村HDなどを筆頭に軒並み下落。朝方はこうした状況が嫌気され、日経平均は5日線(14268円)を割り込む動きが想定される。また、寄り付き前に発表される1-3月期GDPにも注目が集まる。市場予想を下回る結果となれば、下げに拍車をかける材料となるだろう。午後には黒田日銀総裁の講演があり、ザラ場中の企業決算では、13時の第一三共、14時の阪急阪神などが控えている。

15日のNY株式相場は下落。目先の高値警戒感やネット関連の下げが嫌気され、利益確定売りに押される展開となった。ダウ平均は前営業日比101.47ドル安の16613.97ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比29.54ポイント安の4100.63ポイント、S&P500は前営業日比8.92ポイント安の1888.53ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ160円安の14250円、ドル建ては150円安の14260円で終えた。

5月14日

2014-05-14 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14350円-14500円。海外市場に目立った動きはないものの、ADRでは業績や光回線を開放するとの報道があったNTTがしっかり。他も上昇した銘柄が多く、寄り付き前に発表される4月国内企業物価指数の結果が良ければ買いに弾みが付く形となり、日経平均は節目の14500円台を回復する動きが想定される。ザラ場中の企業決算では、11時30分の日揮、13時の王子HD、13時30分の大塚HD、14時の三住トラストなどに注目が集まりそうだ。

13日のNY株式相場はまちまち。金融株やモメンタム銘柄の下げが重荷となる一方、M&A(合併・買収)による企業の再編期待や業績面などが下支え要因となった。ダウ平均は前営業日比19.97ドル高の16715.44ドルで終了した。 S&P500は前営業日比0.80ポイント高の1897.45ポイント、NASDAQは前営業日比13.69ポイント安の4130.17ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ40円高の14470円、ドル建ては45円高の14475円で終えた。

5月13日

2014-05-13 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14200円-14400円。米株市場はダウ平均とS&P500がともに過去最高値を更新しており、リスクオンの流れから出遅れ感のある日本株にも買い戻しが入るとみる。ADRではメガバンクを中心に金融株の上昇が目立つほか、ソニーやキヤノンといったハイテク株も堅調。主力株がけん引役となって、日経平均は25日線(14389円)の回復が期待されよう。経済指標は国内で目立ったものはなく、海外では14時30分に発表予定の中国4月都市部固定資産投資、中国4月小売売上高、中国4月鉱工業生産などに注目が集まる。ザラ場中の企業決算では、11時のツガミ、12時のエーザイ、千代建、13時の大林組、清水建設、鹿島、レンゴー、三井化学、14時の大成建設、ヤクルト、住友不などがある。

12日のNY株式相場は続伸。経済指標や主な企業決算の発表がないなか、モメンタム系銘柄やバイオテック株、小型株への買い戻しが相場をけん引し、ダウ平均は前営業日比112.13ドル高の16695.47ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比71.99ポイント高の4143.86ポイント、S&P500は前営業日比18.17ポイント高の1896.65ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ155円高の14325円、ドル建ては170円高の14340円で終えた。