デジカメな日記

デジカメで撮った写真を中心に、日々のことを綴った日記です。

小サンゴ礁水槽の掃除、飼育員の仕事Ⅴ(その他-225)

2009-08-30 16:50:26 | その他
 アクアマリンふくしま、2階大きなマングローブの水槽の次に小さなサンゴ礁の水槽があります。この水槽は魚を見せるのではなく、サンゴ自体を展示してるところで、いろいろなサンゴが見られます。その内、サンゴ自体を紹介したいと思っています。ここも毎日飼育員が入って掃除や組み換えなど行っています、外から見るとサンゴまで30cmもないように見えます、そこに入って作業するのですからちょっと苦しそうです・・写真はガラス面に張り付いて掃除している職員さん、ご苦労さまです

ゴマアイゴ、光に輝く青い目

2009-08-27 16:28:11 | 水族館
 アクアマリンふくしま、熱帯アジアの水辺コーナーのマングローブの水槽は晴れた日には、日が差し込み光り輝く水槽になります。そこにたくさんの熱帯の魚が泳いでいますから、見ごたえのある水槽のひとつといえます。その先の大きなサンゴ礁の水槽と比べても見劣りするものではありません。この中にちょっと大き目のゴマアイゴという魚がいます、集団で泳いでいるのですが、光の角度によって目がブルーに輝くときがあります・・何となく、東洋人に混じった西洋人といった感じです

水槽の掃除Ⅱ、飼育員の仕事Ⅳ(その他-224)

2009-08-24 16:49:34 | その他
 アクアマリンふくしま、の飼育員の仕事は多岐にわたっていると思いますが、重要な仕事に水槽の掃除があります。前回はサンゴ礁の水槽でしたが、今回は海鳥類が入っている水槽です。ある日の朝、海鳥がいる水槽にくると、見られないボートが浮かんでいました、職員が二人ボートに乗ってガラス面の上のほうを掃除をしていました。確かにこの水槽は、丁度人が見る高さのところが汚れていて、写真を撮るとガラス面のゴミが写ってしまいます・・写真はボートに乗って掃除しているところ、ご苦労さまです

イバラガニモドキ、ふくしまの海

2009-08-21 14:41:08 | 水族館
 アクアマリンふくしま、ふくしまの海コーナーに今年3月頃から大きなカニが入れられています。写真のように、ガラス面から外を睨みつけるように構えています、イバラガニモドキといい、水深500~600mの深海底に生息しており、主に東北地方沖で冬に漁獲されています。カニ類の脚はハサミを含め、5対10本ですが、このカニはヤドカリの仲間で甲羅の内側に2本隠れているため、外見からは4対8本しかないように見えます・・ただし、このカニは正面なら見て左奥の足が一本切れていて再生中らしく細くなっています

タッチラボ、アミーゴ・アナーゴ(その他-223)

2009-08-18 16:32:12 | その他
 アクアマリンふくしま、2階の情報コーナーの前の広場で、「タッチラボ」が行われています。現在「アミーゴ・アナーゴ」と称して、アナゴの生態についての解説を行っています。前の水ダコも面白かったのですが、この企画も出演するアナゴたちが元気で、なかなか楽しいラボになっています。アナゴ、ウナギ、ハモの形の違い、食べ方の違い、ウロコのあるなし、などなどがクイズ形式で問題が出されます。最後にアナゴの生態として、細長い筒に入りたがる性質を利用して、どういう筒が好まれるか解説します・・写真は気に入った筒にはこんな風に入ります、ちょっと窮屈そうですが、安心なんですかね、一見ウナギに見えますがれっきとしたアナゴです


キンチャクガニ、今月のいろいろ水族館

2009-08-15 07:52:57 | 水族館
 アクアマリンふくしま、いろいろ水族館の今月の魚は、キンチャクガニです。これは2cmほどの小さなカニなんですが、よく見ると両ハサミの先にイソギンチャクを挟んでいて、外敵が来るとこれを振り上げて威嚇するそうです。その姿がチアガールがポンポンを振っているように見えることから、チアガールとも言われています。では、イソギンチャクは利用されているだけでしょうか、そうではなくカニが食べ残した餌をもらえるようです、難しい言葉で言えば「相利共生」といい、寄生虫展にちなんだ展示でした・・実物はほんとに小さなカニです

寄生虫展、アクアマリンふくしま新企画展(その他-222)

2009-08-12 08:23:57 | その他
 アクアマリンふくしまの新企画展ですが、ちょっと気持ち悪いので出さないでおこうと思ってましたが、ちょっと面白い標本が展示されましたので紹介します。タッチプールの脇に「ビワアンコウ」が展示されました、メスの横腹にヒレのようなものがあって、「寄生したオス」と表示されています。よくよく説明文を読むと、れっきとしたオスがメスに寄生しているのだそうです。驚くことにその大きさの違いです、これではメスは81cmに対し、オスは9.8cm、およそ8分の1、オスは10mmぐらいの状態で、メスの横腹に吸い付き、そのうちメスの体に同化し、栄養をもらう生活をします。この魚は深海魚で、なかなかオスとメスが出会う機会が少ないので、このような仕組みになっているとか。進化の妙といいますか生物多様性は一筋縄では行きませんね・・大きさは想像していただくとして、この標本は東海大海洋博物館所蔵で門外不出の貴重なものとか、ぜひご覧ください

BIOBIOかっぱの里、花の写真Ⅰ(その他-221)

2009-08-09 07:29:50 | その他
 アクアマリンふくしま、BIOBIOかっぱの里には夏になり、いろいろな花が咲き始めました。池にはいま多くのガマ(蒲)の花が咲いています。池や沼、川などの水辺でくし刺しのソーセージのように立っているのがガマです。これがほんとに花なのでしょうかね、本によると花は茎の先端が雄花で、その下の淡緑色の穂が雌花です。冬になるとこの花穂の中から綿毛がブワーッと出てきて飛散し、1本の花穂から出る綿毛には約10万個の種があるらしいです・・写真はそのソーセージ、蒲鉾、蒲団、蒲焼などはこのガマ(蒲)の字が使われています、いづれも深い関係があるようです

クダゴンベ、サンゴ礁の水槽

2009-08-06 13:56:51 | 水族館
 アクアマリンふくしまにも熱帯魚屋さんのよな水槽があります。3階のオセアニックガレリアでは、いろいろな企画展示が常設されていて、その中に環境問題を取り上げ、パラオ等の南洋の海を再現した映像や水槽があります。その中にたくさんの魚が入れられていて、それらは、よく動き、非常に模様のきれいな魚ばかりです。その中の「クダゴンベ」を紹介します。ダイバーの人気の魚らしいのですが、赤い格子模様がなんとも美しいですね。口先がクダのようになっているのでクダゴンベとか・・やっと撮れた写真です

エサやり、飼育員の仕事Ⅲ(その他-220)

2009-08-03 17:03:53 | その他
 飼育員の仕事Ⅱで紹介した同じ職員が同時にエサもやっています、イボヤギやムチカラマツにやるときは、オキアミをつぶしたようなエサをペットボトルから搾り出すようにしています。たまにニセゴイシウツボにやっているところに出会います、ウツボですから、鋭い歯を持っていて、いつも口を開けてその歯を見せています。それにエサをやるのですから、直接手からあげるわけにはいかず、このように長い棒の先にエサをつけて、ウツボの口先に近づけます。見てると、あまり食欲がないのか、ガブリとはいかず、なんとなく口の中に入れてましたね・・写真は長い棒の先に付けたエサを差し出したところ