デジカメな日記

デジカメで撮った写真を中心に、日々のことを綴った日記です。

忍者オニダルマオコゼ、アクアマリンえっぐ

2010-07-30 10:33:38 | 水族館
 ある日、館内をぐるっと回ってアクアマリンえっぐに着くと、ちょうど飼育員がエサをやっているところでした。 ちょっと奥目にある、ミノカサゴ達が入っている水槽です、ミノカサゴにエサをやってもう終わりかと思っていると、長い棒の先にエサをつけ、底のほうに持ってゆきます。そこには平べったい岩があります、ところがエサが近づくと、いきなりその岩が動いて目にも留まらぬ速さでエサを食べました。一瞬の出来事でした、よくよく見ると岩に眼らしきものが確認できます・・実は岩に見えたのはオニダルマオコゼでした、英名はstonefishといい、強い毒はありますが、唐揚げがおいしいようです

里山は花盛り、アクアマリンふくしま

2010-07-27 08:25:28 | 水族館
 アクアマリンふくしま、BIOBIOかっぱの里、蛇の目ビーチにはたくさんの植物が植えられていますが、これらが、ここのところ一斉に咲き出しました。スイカズラ、ヤブカンゾウ、カワラナデシコ、ミソハギ、ウツボグサ、オカトラノオ、などと、今回紹介するハマナデシコが咲いています。この花は蛇の目ビーチの土手に群生していて、よく見ると花の縁がすこし切れ込みがあり、ナデシコの感じがします。花の色が少しづつ違っていて、可憐な花です・・いまは子供たちの水遊びで、大賑わいです

オオイソギンチャクモドキ、サンゴの水槽

2010-07-24 06:56:36 | 水族館
 アクアマリンふくしまの3階オセアニックガレリアに小さいながら、魚もサンゴもたくさんいて、非常に美しい水槽があります。今までも、多くの魚を紹介してきましたが、今回はサンゴを見ていただきます。名前は「オオイソギンチャクモドキ」です、目立つところにあって、絨毯を広げたような形なんですが、ときにそれが閉じられて、写真のような姿になることがあります・・英名はエレファントイヤー(象の耳ですね)といいます、サンゴのくせに中に入った小魚を食べることもあるそうです

北の海に生きる、寺沢孝毅氏写真展Ⅱ

2010-07-20 10:58:59 | その他
 アクアマリンふくしまでは、千島列島、親潮の島々をめぐる旅、その1、として寺沢孝毅氏の写真展が行われています。その2として、動物の写真を紹介します。動物では、クマ、アザラシ、ラッコ、オットセイなどが取り上げられていますが、ヒグマの食事の写真が気に入りました。説明によると、ヒグマはときどき捕った魚を放り投げるそうです、これは決まってオスの魚、うまくメスにありつけると、こんどは腹を割って卵だけを取り出すそうです・・贅沢というか、うまいところを知っているようです

ホカケアナハゼ、オホーツク海

2010-07-16 17:16:02 | 水族館
 アクアマリンふくしま、オホーツク海コーナーには他館では展示してない珍しいいきものが多い。この魚、「ホカケアナハゼ」も珍しいとのこと。この魚、ケムシカジカ科、アナハゼ属に分類されます、ハゼかと思ったらカジカの一種なんでしょうね。この水槽にはオオカミウオも入っているのですが、よくガラス面に沿って、上下に泳ぎ回っていることが多い。感じとしてはキモノを着た幼児が駆け回っているイメージです・・大きなヒレを振りながら泳ぐのでピントが合わない

北の海に生きる、寺沢孝毅氏写真展Ⅰ

2010-07-13 10:20:11 | その他
  アクアマリンふくしまでは、千島列島、親潮の島々をめぐる旅、その1、として寺沢孝毅氏の写真展が3階オセアニックガレリアで開かれています。写真の大きさが半端ではなく、模造紙8枚ぐらいの大きさのものが4~5枚あります、さすがに迫力が違います。私が感心したのは、大きな波が写っているのですがその波間にサケが何匹も写っています、サケの懸命な泳ぎを想像できます。どの写真も素晴らしいのですが、1回目は鳥の写真を紹介します、エトピリカ、ウミガラス、ワシなどがありますが、この写真が何といっても素晴らしい・・ツノメドリと言うそうです、カラフルですね、くちばしの縁は鋭いギザギザで、くわえた魚を逃がさないようにできています

エゾハリイカ、水中の飛行船

2010-07-09 08:50:49 | 水族館
 アクアマリンふくしま、ふくしまの海コーナーの一部が4月頃から内容が変わりました。ボウズギンポやアブラボウズが展示されていた水槽に、イカナゴ(コウナゴ、小女子)が主に展示されています。小さな魚が群れて激しく泳ぎ回っています。イカナゴは上層部で泳いでいますが、下層の砂場の近くで水中に浮いているように見える魚がいます、エゾハリイカです。コウイカの一種らしいのですが、ほんとに水中でホバリングしています、よくよく見ると胴体の周りの薄く透明なヒレを盛んに動かしていることが分かります・・写真では全く見えませんね


キンカチョウの子育て、アクアマリンえっぐ

2010-07-06 08:41:36 | その他
 アクアマリンえっぐに入ると、どこからかピッピッと鳥の鳴く声が聞こえてきます。キンカチョウです、体長10cmくらい。くちばしは光沢のある赤褐色、頭から背中にかけて灰色で、くちばしの周囲と頬に黒い腺があります。雌雄で模様が違い、オスは喉から上胸部にかけて特徴的な細かいゼブラ(白と黒の縞)模様があるため英名はゼブラフィンチ (Zebra Finch) と呼ばれています。また、オスは頬がオレンジ色で下胸部に黒い帯がります。6月終わり頃は子育て中でしたが、今では幼鳥として飛び回っています。ところで、先日、確認したところ卵をひとつ抱いている巣がありました。写真の模様から面倒を見ているのはどうもオスだと思われます・・写真は親と卵、しばらく観察しようと思ってます

ノコギリウニ、海・生命の進化コーナー

2010-07-02 07:09:33 | 水族館
 アクアマリンふくしま、海・生命の進化コーナーから最近オキナエビスを紹介しました。その水槽に一緒に入れられているのですが、名前の紹介がないけれど気になる生きものがいます。ウニらしいのですが、その刺が太く、少なく、その棘の根元が戦艦の大砲のカバーみたいに膨らんでいます。お客さんにも聴かれたことがあったので、飼育員に教えてもらって「ノコギリウニ」であることが判明しました。このウニ、ほとんど岩のすき間に入り込み、その太いトゲでがっちりと体を固定しているようです・・写真は岩のすき間ではないですが