今日はお天気も良く、近くの小学校で衆院選の投票を済ませてきました。
さて今回はATtiny10の時と同様の方法で、赤外線受信機に1PWMによるマグネットアクチュエータドライブを実装してみました。
ATTINY10では高速PWM動作、位相基準PWM動作、位相/周波数基準PWM動作と種類も多く、PWMの理解と実装に苦労しましたが、PIC10F320では1種類だけなので比較的簡単に実装できました。
面倒なのはデューティを設定するTMR2が10ビットなので、8ビットのデータを下記の方法で、上位6ビットをHレジスタに、下位2ビットをLレジスタにセットしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/97/9a1a772c28b9ace840cdf32e7e51685a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/6c/95e9df4ccbc7210e77a4fbd81853810f.jpg)
PWM周波数約3.3kHz。スロットル分解能68ステップ。ラダー(エルロンチャンネル)分解能左右各34ステップ。
いつもと同じようにPICの出力ポートにFETのゲートを直接つないだところ、モータが正常に回りません。動く感じはあります。アクチュエータは正常に動いています。
オシロで観たところ、PICの出力ポートからはきちんとPWM波形が出ていますが、FETが3.3kHzと高いスイッチング周波数に追随できていないようです。そこでPIC出力ポートとFETゲートの間に2.2kΩの抵抗を入れて解決しました。
リフロー用にレイアウトした約9㎜角の基板に、部品の手はんだは少し大変ですが、プログラム構想、基板のレイアウト、部品の実装、そして思い通りに動作した時の感動、そのすべてが電子工作の楽しみです。
最近はテストで受信機を載せ替えしやすいように、モータとアクチュエータ出力に1㎜ピッチコネクタを使っています。
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