石垣島・竹富島・西表島・由布島

　台北旅行から13カ月目の久しぶりの旅行です。今回は暖かいところへということで1月10日から12日まで八重山諸島に出かけました。

　東京国際空港を飛び立った飛行機が沖縄那覇空港に着陸態勢に入り、フルフラップで着陸寸前というときに窓の外を見たら下には滑走路がなかったのです。

　なんと駐機している飛行機の上を超低空で通過。変だぞ？と思ったらしばらくして「管制塔からの指示で着陸をやり直します」と機内アナウンスがありました。

　飛行機は海上を上昇飛行しながらしばらく飛行を続けてから大きく旋回し、滑走路に再進入して着陸しました。着陸のやり直しは初めての経験です。

　那覇から乗り継ぎで石垣空港へ。こちらでも着陸後急ブレーキがかかったのでびっくり。あとで石垣空港は滑走路が短いためエンジン逆噴射で着陸距離を短くしていると聞いてほっとしました。2013年には新しい滑走路が完成するということです。



石垣島鍾乳洞


　以前沖縄本島に行った時も1月で暖かかったのですが、今回も気温22℃程度のとても温かい気候でした。

　鍾乳洞はひんやりして寒いものという印象を持っていましたが、石垣島鍾乳洞は年間を通して24℃前後、湿度80～100%ということです。



島にはハイビスカスをはじめいろいろな花が咲いています


変わったポーズのシーサーをみつけました


竹富島の赤瓦集落を水牛車に揺られてのんびり巡る




　人口300名余りの小さな島には、ゆったりと時が流れる島時間があります。サンゴが敷き詰められた道路と石垣に囲まれた赤瓦の集落を水牛車に揺られてゆっくり進むと、心が和んで訪れる者も島時間にリセットされます。



星砂のあるとてもきれいな皆治浜(竹富島)


白い砂浜がとてもきれいで遠浅のコンドイビーチ(竹富島)


仲間川ジャングルクルーズ(西表島)


　西表島は八重山諸島の中で沖縄に次いで2番目に大きな島で人口2200人余り。今回は遊覧船で約6Km上流までさかのぼりましたが、カヌーでのジャングルクルーズが似合いそう。



推定樹齢400年のサキシマスオウノキ(西表島)


　仲間川の中ほどにあり、25年ほど前に発見されたという。板状根が大きな特徴で根の高さから樹齢が推定されたという。



西表島の美原から水牛車で由布島へ渡る


　ここでも由布島に渡る時間は水牛任せ。途中で止まったままなかなか動き出さない水牛も。実は西表島に戻る水牛車が遅れ、西表島から石垣島に行く高速船の出航時間に間に合わなくなって、船に出航を待ってもらうように連絡しました。ここにも島時間が・・・。



美しい川平湾(石垣島)

　
　グラスボートでサンゴ礁の海を覗く予定が、あいにくの強風で欠航となり、景色だけ見てきました。湾に停泊している船がそのグラスボート。



三線


　いろいろなところで沖縄独特の三線にお目にかかりました。試し弾きしてみましたがなかなか魅力的な音色です。画像の左3本は人工皮革張りで、右側の三線が強化張りで布張りの下地に本革(ニシキヘビの皮)を貼ってあるということです。ほかにも本革張りがあるようですが、本革の三線はハブ油を定期的に塗るなどしても2-4年ほどで破れてしまうようです。

　沖縄三線の楽譜は工工四（クンクンシー）といい、ギターの楽譜とは全く違います。3本の弦を男弦、中弦、女弦と呼ぶらしい。あまりのめりこむといけないのでこの辺で。