Indoor airplane world
 





 前回のテストでは、照りつける太陽の下で走航中に本体内部が雲ってくる現象が見られました。その原因はラダーコントロールシャフトとパイプの隙間からの水の侵入が原因と考え、ラダー周りを改良しました。



 メカフグの船首部分の垂直安定板をカットして、可動ラダーに置き換えてテストした結果、旋回できることが分かりました。メカフグはスピードが遅いので旋回には大きなラダーが必要です。大きなラダーだと運搬性が悪いので、双ラダーに変更しました。



 ラダーとサーボのリンケージをピニオンギヤに変更しました。同じ歯数の組み合わせなのでサーボの舵角がラダーの舵角になり、使用したデジタルマイクロサーボでは、最大約90度の舵角になります。



 改良に必要なパーツ類が即座に出力できる、3Dプリンタのありがたさをここでも実感。


 オリジナルでは単3乾電池1個でドライブする仕様なので、LiPo電池1セルでは少しオーバーパワーです。スロットルを上げて尾ひれを早く動かしてもスピードはそれほど出ません。

 スロットルを下げてゆっくり動かす方がユーモラスで効率もよさそうです。重心合わせのために880mAhのLiPo電池を載せましたが、消費電力が非常に少ないので、飽きるほど長時間楽しめます。



 オリジナルでは電源スイッチのON/OFFに複雑な防水機構が採用されていますが、マリオの脚部に仕組んだコネクタで電源のON/OFFができるように改造しています。また電池の充電もこのコネクタから可能です。

 前進・後進ができるBluetooth受信機BTBOATを搭載して、前進だけを使っています。全備重量は145g。 

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コメント
 
 
 
考えること ()
2015-07-19 14:27:00
皆さん同じなのですね♪
(双ラダー)自分も採用しています。SWも、すでにスヌーピーで実施済ですけど…(^-^ゞ
走行中に旗持っていたのでか風で離脱(飛び込み)
状態になり停船(OFF)してしまいました。
 
 
 
スヌーピーもいいですね (Unknown)
2015-07-20 07:57:08
楓さんも既に双ラダーを実践されていたんですね。
スヌーピーのSTLファイルを見つけました。
 
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