Indoor airplane world
 



 インドアプレーンの赤外線送信機に使えそうなDUALADC8というユーザモジュールをみつけました。DUALADC8は8ビットA-Dコンバータを2組内蔵していて2チャンネル同時にサンプリングできます。



 ブレッドボード上にジョイスティックに見立てたラダー(RUD)とスロットル(THR) 用の10KΩトリムポット2個をセットしてあります。トリムポットからのアナログ電圧をPSoCに入力してA-Dコンバータで取得したデジタルデータを液晶表示器に出力し、同時にLEDを駆動しています。



 今回記述した全ソース。実際に使用する場合は液晶表示器への表示が必要ないのでさらに短いソースプログラムになります。といってもそれぞれのAPI関数をしっかり理解しないときちんとしたプログラムは組めません。

 今回のレッスンはPSoCマイコン・トレーニング・キットについてきた機材を使い、解説書P88に掲載されているサンプルプロジェクトを参考にしてます。開発ツールは現時点で最新のPSoC Designer 5とPSoC ProgrammerをCypressからダウンロードして使っています。またHI-TECH C Compiler Liteが無償で使えるのでPSoC Desinger 5をインストールした後ウィザードに従って一緒にインストールしました。

 PSoCでは一部日本語データシートが用意されています。PSoC Designer 5を起動した後、[TooLs]→[Options...]→[Code Editor]→[General]→[Select preferred language for viewing datasheets]で「日本語(日本)」を選択しておくと、日本語データシートがある場合は日本語で表示されます。



 今回はデジタルブロック4個と後述のアナログブロックを4個使います。



 配置したユーザモジュールの上でマウスを右クリックくしてDatasheetを選択するとデータシートウィンドウが開きます。DUALADC8のデータシートは残念ながら日本語表記ではありません。



 今回使用したアナログブロックは4個。使ったデバイスはPSoCマイコン・トレーニング・キットについてきたCY8C29466で、16個のデジタルブロックと12個のアナログブロックが内蔵されています。CY8C21シリーズなら8ピンのSOICタイプもあり、4個のデジタルブロックと4個のアナログブロックが内蔵されているので、今回の実験に使えるかもしれません。




 main.cソースを少し変更するだけでジョイスティックの操作を液晶表示器にバーグラフで表示することもできます。



 バーグラフ表示に変更した全ソースプログラム。

 今回使用したLCD(液晶表示器)の日本語データシートLCD Tool Box Data Sheet

 今回使用したDUALADC8の日本語データシートDual Input 8-Bit Incremental ADC Data Sheet

 今回使用したPGAの日本語データシートProgrammable Gain Amplifier Data Sheet

 こちらからも日本語データシートをダウンロードできます。
 


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