Indoor airplane world
 





 Androidのインドアプレーン用コントロールアプリが動く段階まで来たので、ありあわせの部品で赤外線送信ユニットを完成させました。



 Android端末の音声出力をトランジスタでレベル変換してPICに入力しています。上のキャプチャ画像はAndroid端末の音声出力波形(上)と、レベル変換後のトランジスタ出力波形(下)。



 そしてPICマイコンで変調した出力波形(下)。



 57kHzの変調出力波形(下)。



 38kHzの変調出力波形(下)。



 予めブレッドボードでプログラムの動作を確認しました。プログラムは入力信号を38kHzと57kHzで変調するだけの簡単なもので、基板の下部にあるスイッチで変調周波数を切り替えます。



 スマートフォンのイヤホンジャックに赤外線送信ユニットをセットして、取りあえず完成したアプリをたちあげて電池をつないでみました。基板上に赤く点灯しているLEDで、赤外線出力中であることが確認できます。



 8.4Vのニッケル水素電池を使っていますが、2セルのリチウム電池でも使えます。



 赤外発光ダイオード基板は、近く発売を予定している高出力タイプのものを使っています。

 とりあえずスマートフォンでインドアプレーンをリモートコントロールできる環境が整いましたが、うまくコントロールすることができるでしょうか。

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コメント
 
 
 
すごいですね (松下)
2013-03-17 23:59:43
初めてコメントさせて頂きますが、前々からは拝見させてもらってました。
イヤフォン端子からこんなふうに出力できるなんて初めて知りました。

質問なのですが、イヤフォン端子からでるノイズ処理とPICのプログラムはどのようにしているのでしょうか?
 
 
 
音声出力とPIC処理について (toko)
2013-03-18 17:36:07
イヤホン端子からは最大電圧(約0.9Vp-p)のパルスを出力するようにしているので、ノイズの影響はほとんどありませんが、
トランジスタのベースバイアスで約0.7V以下のパルスをカットするようにしています。

PIC側の処理は入力パルスの立下りで変調波を492us出力しています。この492usはPIC内部で作っていて、スマホ側の出力幅に依存していません。
 
 
 
ありがとうございます (松下)
2013-03-18 23:42:02
わざわざお答え頂いてありがとう御座います
自分も似たようなことをやろうと思っていいたので参考にさせていただきます。
 
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