Indoor airplane world
 





 ジョイスティックシールドを使って作った赤外線送信機の飛行会でのテストも無事終ったので、そのジョイスティックシールドとArduino UNOを使ってBluetooth送信機を作ってみました。

 Arduinoを使ったBluetooth受信機と組み合わせて、ボートをコントロールしてみたいと思っています。



 ジョイスティックシールドにはBluetoothモジュールをセットできるソケットがあります。



 画像のBluetoothモジュールならピン配置がぴったりなので、マスターに設定してセットすればそのまま使えます。ただしClass2で技適未取得。



 手持ちのSBDBTを使おうと、メーカーサイトからソースをダウンロードして、マスターファームに書き換えました。

 3.3Vでのテストでも問題なく動作していますが、USBソケットにセットするBluetooth USBアダプタの定格電圧は5V。3.3Vで使うとClass1を使っても通達距離が極端に短くなってしまいます。



 そこで5V仕様のBluetoothモジュールを作りました。ジョイスティックシールドのBluetoothソケットから電源が取れないので、一番近い5V出力ピンから電源を取れるようにしました。画像ではPlanexのBT-Micro3E1X(Class1)をセットしています。


//2チャンネルシリアル送信機
int rudval;
int thrval;
void setup() {
Serial.begin(9600);
}
void loop()
{
// ラダー
int rud = analogRead(A0);
rudval = rud + 1000;
if (rudval > 2000) rudval = 2000;
if (rudval < 1000) rudval = 1000;
Serial.print(rudval, DEC); // ラダー値を1000~2000の範囲で出力
Serial.print(","); // データ区切り
// スロットル
int thr = analogRead(A1);
thrval = thr + 1000;
if (thrval > 2000) thrval = 2000;
if (thrval < 1000) thrval = 1000;
Serial.print(thrval, DEC); // スロットル値を1000~2000の範囲で出力
Serial.println("."); // ドットで終了
delay(100);
}

 2チャンネルシリアル送信機のスケッチはたったこれだけです。AVRのプログラムをアセンブラで組んでいた時とは比較にならないぐらい簡単なのに驚きます。これなら入門しやすいし、Arduino人口が多いのもうなずけます。

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コメント
 
 
 
カラフルな ()
2015-06-22 22:07:58
ボタンの用途は?
 
 
 
ボタンは (toko)
2015-06-23 08:54:21
ラダーのリバースと舵角の切り替えをあとから追加しました。
 
 
 
そうでしたか… ()
2015-06-24 18:32:27
トリムがこの感じ(配列)で出来ても
大きな飛行機なら良いよに思えましたが
このジャンルならあまり御利益ないのでしょうか?
 
 
 
トリム (toko)
2015-06-24 23:38:20
楓さん、ボタンが余っているのでトリムも可能ですが、船ではあまり必要ないかもしれませんね。
これからさらに勉強してテストしてみたいことがあるので、当分Arduinoで楽しめそうです。
 
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