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 ギターを練習していて左指が素早く動かないのは練習不足もあるのですが、ここにきてその動きが遅い原因の一つがわかりました。

 ギターサークルの練習で遠藤先生から「無駄な動きをなくす」ということを聞いていたのですが脱力運動の大切さがようやく理解できました。

 脱力運動とは、3つの必要最小限で行う運動で、「必要最小限の力」「必要最小限の時間」「必要最小限の距離」の運動とあります。

 この中で特に大切だと感じたのは「必要最小限の力」。いままで弦を抑えるのにかなり無駄な力を使っていたことがわかりました。弦がビビらないようにかなりの力で押さえていたのです。

 必要以上の力で押さえているため、次の動作に移るのにも時間がかかっていました。「必要最小限の力」で押さえていれば「必要最小限の時間」で次の動作に移れます。
 
 脱力運動を実践してみると嘘のように左指が痛くなくなりました。新たに入手したYAMANOギターはより少ない「必要最小限の力」で音が出るようにセッティングされているのに驚きます。



 いまは禁じられた遊びの「ロマンス」後半を練習していますが、脱力運動を実践してから今まで困難だった27小節目5フレットのセーハも比較的楽に押さえられるようになりました。

 さて、このところ悩んでいるのが右指の爪の長さと形状です。少しずつ爪を伸ばしたり短くしたりして試行錯誤しています。前回ハーモニアスのメンバーの方々に右指の爪を見せてもらいましたが、爪の長さや形状は様々でした。



 画像は今の右手の状態です。手のひらを手前にしてみると人差し指の爪が1mmぐらい出ています(人差し指がほかの指より短いので爪を少し伸ばしてみました)が、中指と薬指の爪はほとんど見えません。今のこの状態では(技量は別にして)きれいな音色が出ません。今後は少し爪を伸ばして形状や弾き方を研究してみたいと思います。

 さて次回のギターサークルは10月17日の土曜日。11月8日(日)は午後2時半ごろから藤沢市善行市民センターの体育館(湘南スローフライヤークラブでも何度か利用したことのある体育館)で、日ごろの練習成果の集大成ともいえる「ギターサークル・ハーモニアス」の合奏披露があります。同日午前10時から「善行クラシックギター愛好会」の合奏披露も行われるということなので、都合のつく方はぜひ聴きにきてください。

 私は3曲のうちまだ1曲もまともに演奏できないので、今回は客席で聴かせてもらいます。次回の公民館祭りには参加できるように頑張ります。

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コメント
 
 
 
爪の長さ (哀愁のギター弾き)
2009-10-13 21:27:24
今晩は。

爪の長さと形状は、確かに人により千差万別です。

それでも写真を拝見しましたが、これはかなり短いですね。

見る角度によっても違うのですが、1ミリは無く0.5ミリ位と思います。

一般には1ミリから2ミリと云われており、3本の指から爪が見えるのが一般的だと思います。

特に、親指が短い様で、私は指の中間で (中間までしか弦に当たらないので)、2ミリから2.5ミリ有ります。

サークルのお仲間は、皆さんもっと長いと思うのですが。
 
 
 
爪の長さ (toko)
2009-10-13 23:01:38
哀愁のギター弾きさん、コメントありがとうございます。
今まで最も長かったのは画像プラス1mm程度です。
弦が爪に引っ掛かって弾きにくかったので、今回の長さにしましたが、たぶん弾き方の問題ではないかと思っています。
毎日わずかしか伸びないので、様子を見ながら練習していきます。

哀愁のギター弾きさんが練習している大聖堂の楽譜が今日手に入りました。あこがれの曲ですね。
 
 
 
「操る」ということ (Ichi)
2009-10-13 23:21:57
 この記事を読んで、素直に感じたことですが、

>「必要最小限の力」「必要最小限の時間」「必要最小限の距離」の運動

 飛行機の制御にも繋がりますね(ギターを楽しんでいるtokoさんを呼び戻すわけではないですが)。面白いなぁ。と、思った次第です。
 
 
 
ギターと飛行機 (toko)
2009-10-14 11:02:32
これからは両方楽しみながらいけたら幸せですね。
ただし今はギターに少しだけ気持ちがいっているかな、ある程度見通しがつくまで・・・
 
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