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【絵本から専門書まで】 塾講師が、生徒やご父母におすすめする書籍のご紹介です。

『おやすみなさい フランシス』 ラッセル・ホーバン(ぶん) ガース・ウイリアムズ(え)

2006年10月15日 | 絵本
 

 

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私の絵本のおっしょうさんの一人(笑)、『ふたりdeぶろぐ』 のカヲルさんからご紹介していただきました。

あなぐまのおとうさん、おかあさんと、ちびっ子のフランシスの3人(匹)家族です。一人で眠れないフランシスが、やっと寝るまでを描いた絵本ですが、子ども、つまりフランシスの様子がなんとも子どもらしく、いとおしくなるほどうまく描かれています。


欧米では、子どもは小さいころから一人で寝かせますね。フランシスも“おやすみなさい”と言って、自分の部屋のベッドに入りますが、なかなか眠れません。

ひとり言をいっているうちに、“何かがいる” とか、“音がする” とか、あれこれ言っては、起きあがって、部屋から出てきます。 おとうさん、おかあさんも最初はやさしく、さとしていますが…。


我が家にも、ちびっ子がひとりおりますので、これも、親としては、“わかる、わかる、その気持ち(笑)”


何気ない、ごく平凡な家庭の一晩を表現しただけの作品ですが、こんな心温まる物語にしてしまうのがすごいです。子どもの成長や、家族の愛情を、ほんのわずかな緊張感を漂わせながら読者に伝えてします。秀逸な絵本だと思います。

1966年に出されたロングセラー。それがうなずける作品です。


http://tokkun.net/jump.htm
 

おやすみなさいフランシス

福音館書店

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『おやすみなさい フランシス』ラッセル・ホーバン(ぶん) ガース・ウイリアムズ(え) まつおかきょうこ(やく)
福音館書店:32P:1050円



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