心脂肪
内臓に脂肪が付着して
知らぬ間に
機能を削そがれてゆくのは
勿論、怖いけれど
それはドックや検診で
或る程度自覚できるので
何とか
それなりの対処法が見つかる
けれど
各各のカラダの中心部に秘め持つ
”こころ”に
脂肪が溜まってゆくとしたら
殊更に、恐ろしい
inochiを自立させる根源が
不全に為れば
生き乍ら、死んでいる
悲惨を味わう・・
認知しなければならぬ
どんなに体が健全でも
心が死に体になれば
その状態を維持することは
困窮を極めると
それ故、朝な夕なに
”細胞心”にこそ
留意しなければならぬ
歪んでいないか?軋みはないか?
塞がっていないか?重くはないか?
透明度に狂いはないか?etc?etc?
細心の面持ちで
日日、緻密に検証しなければならぬ
容易い事だ
四角が正しく四角なのか?
優しさをそのままに受け取れるか?
哀楽の震えは正常か?
一輪の温もりに感応できるか?
天秤は正しく左右に傾くのか?
自が意思の明暗と陰陽と夢現と有無は
違わず作動しているか?
簡単なことだ
自が心に真摯に糺せば解る