自思伝㈦ 靄
エアーポケットに
嵌り込んでしまったような
時間が有る
仰臥したまま
heartが起きないのだ
思惟の広場に
無我だけが群れる
其処では
一秒の未来さえ
何も具象化しない
唯,前頭葉に
グレーの風景が広がる
休息と言い逃れるのか?
退廃と知覚するのか?
その判断にさえ
曖昧の靄が懸かる
自思伝㈦ 靄
エアーポケットに
嵌り込んでしまったような
時間が有る
仰臥したまま
heartが起きないのだ
思惟の広場に
無我だけが群れる
其処では
一秒の未来さえ
何も具象化しない
唯,前頭葉に
グレーの風景が広がる
休息と言い逃れるのか?
退廃と知覚するのか?
その判断にさえ
曖昧の靄が懸かる
ふるさと想Ⅵ-ozoneの海へ-
息苦しさで,情が煮詰まってくると
僕は躊躇わず
時空を遡り,現実を掻き分け
此の,ozoneの海へ
里帰りするのだ
此処で,欲しいままに
inochiの元素を吸収し
midoriを纏って,現世に戻る
-ひとつの転生の旅
僕が僕を見失わないように
僕が僕で居続けるための
天然の,壮大な濾過装置を廻る
一滴のizukuになって・・
”夏至”の日の朝から碧の樹海を辿ってふるさとのozoneを吸いに行った
僕の確かな再生の場所