降って来るもの

写真と散文とぽえむ

自思伝㈦ 靄

2021-06-23 20:12:34 | 詩23 鄙の

自思伝㈦ 靄

 

エアーポケットに

嵌り込んでしまったような

時間が有る

仰臥したまま

heartが起きないのだ

思惟の広場に

無我だけが群れる

其処では

一秒の未来さえ

何も具象化しない

唯,前頭葉に

グレーの風景が広がる

 休息と言い逃れるのか?

 退廃と知覚するのか?

その判断にさえ

曖昧の靄が懸かる

 

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