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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

追悼抄-サラバ!!-

2020-02-12 13:47:21 | 詩20

     

 

 追悼抄-サラバ友よ!!-

 

-令和二年 二月十一日 告別式

我が人生に於いても五本の指に入る”竹馬の友”の

青天の霹靂の訃報の結末に立ち会う

 

何処かに”ッナグ”使者が居るのだとしたら

しみじみと語らい、心残りなく

「サヨナラ」を言いたかった友が

又、ひとり逝ってしまった

去年も、一昨年の今頃にも

親友が同じように、この如月の寒中に

永遠の無の彼方へと旅立ったのだ

一体僕に何ができただろう

イノチの河の両岸は

余りに遠く、余りに遙けし

僕は唯、此の此岸に居て

彼岸へと離れてゆくキミを見送るしかない

 

心を込めてBuddhaの読経と、無念残念の声明を唱えよう

そうして、せめて

温かい部屋で花咲いた梅花の

優しい香りをお供えにして

惜別の想いを薫らせよう・・

”サラバ友よ!!”と胸に叫びながら

 

お別れ会で、突然”弔辞”を頼むと・・

僕は最期に”さいなら”と伝えた

そうして、後で”また会おう”と言って

別離の一瞥を遺影に送った

        Y・H君へ R2 02/12 02:10pm まんぼ

 

 

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希球

2020-02-12 06:14:24 | 詩20

      希球

 

HITOは希球を

胸の空に飛ばしながら

晴雨のTOKIの空間を生きる

 

開くのか?弾けるのか?

膨らむのか?はたまた萎むのか?

 

誰でも人は

胸の空に

希球を浮かべて生きる

 

求めて手繰って操って

充たす気体はそれぞれの量に

重さ軽さはおのおのの器量に

彩の濃淡は個々人の好みに

 

誰でも人間は

己の空に希球をひとつ

飛ばし浮かべ夢見て

四苦八苦の

重苦しい難関を潜り抜けてゆく

            R2 02/12 06:30 万甫

 

 

  

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