降って来るもの

写真と散文とぽえむ

KIZU

2020-02-06 22:21:55 | 詩19

            KIZU

 

kizuはいつでも

或るとき俄かに

思いもかけぬ方法と場所と

予期せぬ強さと太さで

我がkokoroに突き刺さる

 

-それ故、深手を負ってしまうのだ

 

癒えないのだ

治らないのだ

戻らないのだ

 

-其処に蜷局を巻いて居座る

 

粘膜を甚振る

神経を弄る

感覚を翻弄する

 

吉凶という言葉も有るから

KICHIもそのように来て

暫く滞留してくれれば

 それで

何とかプラマイゼロの思考になるのだが・・

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胸のplatinum

2020-02-06 13:26:20 | 詩19

      胸のplatinum

 

僕の感情が

カラダの何処かで創り出し

目蓋の奥から滲み出させようとする

数滴の熱いsizuku

 

まだ醸造できる

まだ反応する

まだ涸れていない

 

僕はまだ

namidaの素を創り出せる

まだ、百%の可能性を生きた

あの頃の情感を留めているのだ

 

そのことに気付いた

清浄な驚き

どんなに長く生きて来ても

決して失いはしない

胸の裡のプラチナの光輝のような・・

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夢中にて❸

2020-02-06 05:21:00 | 詩19

      夢中にて❸-喜悦-

 

創作の種子の乱舞なのだ

僕を唆す兆しの坩堝なのだ

JINEN教室に入れば

天上天下、四方八方

周囲に群れる刺激が

四色のぺんのボールを活き活きと転がせる

後ろも見ずに一目散に

 

僕は大慌てで

その足跡を拾いながら

いそいそと順序立ててゆくのだ

 

その喜悦の刻よ

得も言われぬzero gravityの至福よ

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夢中にて❷

2020-02-06 05:05:24 | 詩19

      夢中にて❷-僕と僕と-

 

起きてもいい?と

僕の中の僕が僕に訊ねる

もはや

どの僕がほんとうで

どの僕が主体で

どの僕の意志かも

questionのjungle gymだけれど

ともかく

僕が同意を求める僕に返答する

いいよ!!って

 

それで僕は体ごと全部で

その僕に付き添って

04:40のシンと静まり返った空間に居る

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