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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

天邪鬼の唄⑦

2019-03-26 06:41:52 | 詩17

          天邪鬼の唄⑦「完璧に神経を」


錆びたり、腐ったり、折れたり

破れたり、呆けたり、喪ったり、etc

 あろうことか

空になったり、無になったり、狂ったり、etc

 そんな

引き返せない袋小路に辿り着くまでに

 もしも

そんな惨状に諦念の吐息を吐きたくなかったら

何処かで、何時かは、立ち止まって

隅から隅まで

緻密にmaintenanceする必要がある

 それ故

相応しい機会を見い出しては

完璧に神経を休ませる!!

そういう目的の時間が要る

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天邪鬼の唄⑥

2019-03-26 06:13:27 | 詩17

          天邪鬼の唄⑥「自分」


自分固有の四苦八苦など

ほんとうは

誰も受け取ってくれる筈もない

どんなに重く、深く、長くても

自分に帰属する感情は

自分で処理してゆくしかないのだ


ひとときの安らぎや

わずかの安寧や

いささかの安定は

貰えるかもしれないけれど

所詮は他人事の

お裾分けの儚さにしか過ぎぬ


仕方ないのだ

詰まるところ自分は

どんなに足掻ても

他者には振り替われないから

自分の受け持つものは

何処までも自分のもので

他人に分かち合ってもらえるなどと

甘い夢は見ない方がいい

それだけは断言できる


-切羽詰まった時に

-見放されるのが落ちだから・・



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