降って来るもの

写真と散文とぽえむ

呼吸-iki-を

2019-01-02 15:28:16 | 詩16

             呼吸-iki-を


lensが一瞬の風景を記憶するように

僕の前頭葉が

 想いを言葉に移植してゆく

muneに拡がる種種雑多な言霊や

微塵となって飛び交う言の葉の

 その破片や欠片たちが

或る日或る時

不意に一つに凝縮し

 一個のinochiを授かり

生きの証の呼吸-iki-を始める


僕はそのように生まれ続ける

 たくさんの吐息と同居してゆく

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詩歌を縒りて

2019-01-02 07:02:14 | 短歌

                      詩歌を縒りて

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

幾ら何でもまだ正月二日の朝6時20分。元旦の昨日の盛りあがり疲れで、お布団の中で幸せ気分のままに夢の国を浮遊しているヒトも多いことでしょうね。

家の中からガラス越しに見ていたピリピリと冷え込んだ元旦の朝の風景は、凛と澄み、全ての輪郭が鮮やかに自分を主張して空気を引き締め、終日、一年の始まりの日に相応しい神聖な雰囲気を醸し出していましたよ。

今朝も昨日と同じように、夜明け前の薄暗がりの中にキッパリと澄み渡った風景が其処に有ります。南の低い空に、鋭く尖った三日月が黄金色に光り、その真横には”明けの明星”がキラキラと輝きながら同伴。透明な大気の中での二つの天体のコラボ。今年も早起きをすれば何回かはお目に掛かれそうな大自然の営みを見ていると、己が身の小ささと、その存在の危うさを感じてしまいます。

とも有れ、色々な要素を満杯に孕みながら始まった平成最後の年。僕は今まで通り、レンズが瞬間を内蔵してゆくように、時々の想いを胸の書斎で言葉に変換し、詩歌の束にして、捉え難い日常の彼是を僕の抽斗に仕舞ってゆきたいと。その途次で出会うかも知れない”同行二人”の幾人かとの邂逅を楽しみにしながら・・。


             賑やかに 滑り出しぬと 連用日記の 

                         五段目の枠の 最初の一日


             数多なる イノチの月日 置き来る 

                         ブログとふ場所 八年目に入る


             今年もまた 詩歌を縒りて 編みゆかむ 

                         刹那の日日の 己が曼荼羅


             一人ずつ 想い纏わる 手にしたる 

                         賀状の中の トキの空間


             子供では 無くなりて早や 十年-totose-逝く 

                         七人の孫得て 吾-wa-は古希迎ふ


             いち日は 長くもなりし 短くも 

                         己がココロの 有り様のままに


                  2019 01/02 07:02:07 万甫



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