~~~ヾ(^∇^)おはよー♪
山と湖と紅葉の旅の前半が終わって、残る日程はあと二日となった。
後半は、草原と海と湿原になるのだが、その前に
もう一つの僕の特技(自分でそう思っているだけだが)を駆使して
道東の二日間を旅しようと思う。
題して「三十一文字の旅日記」と言う訳だ。

伊丹から釧路へと飛ぶ 離着時の 胸の高鳴り四度覚えて
霊峰と呼ぶにふさわし富士の山 機内の小窓に頬摺り寄せて
極まりし緊張解けて 秋晴れの 丹頂釧路空港に降る
空港にてレンタカー借り 憧れの道東の旅へ 今し出でしむ
朝早に発ちて九時間 夕暮れに 毬藻の湖(umi)の際に佇む

雄阿寒岳に雲のかかりて 水騒ぐ湖面に霧の 立ちこめる朝
さまざまに想い交差す 阿寒摩周国立公園 霧の悪戯

美幌とふ 美しき名を冠されし峠に 360度のパノラマを見し
鹿、羆、動物注意の立て札を 繰り返し見て 道東走る

訪れる場所の何処も瑞々し 北の大地の 三度目の旅
十数の車列と行き交う 幌被りしトラックの列 北の守りの
荒涼の自然生き抜く 熊笹のお茶贖いぬ 我がお土産に

山中に 神の棲ましむ池ありて サファイアブルー宝石のごと
どの神が沐浴したる 国道を二キロ隔てて 神の子池あり
数分で歩けし遊歩道 時間惜しみ 牛歩になりて移動せしかな
初に見る魅惑のブルー 艶やかに煌めく 神の瞳かくの如しや

瞬くに霧に閉ざさる 摩周湖の神秘いやます 直ぐそばに来て
裏摩周の 展望台に霧の湖 見れば脳裏を過るメロディー
霧走る 摩周はしばしエメラルドグリーン見せて 疾く幕を引く
摩周湖を妻と訪い来し ただ黙し並びブルーの湖面眺むる

記10/05 07:00:07