みやしたの気まぐれblog

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11月3連休 北東北巡礼 その5「青森から八戸へ行き、リゾートうみねこ乗車」

2012-12-02 22:46:05 | 乗り鉄
11月23日~25日の3連休で行ってきた北東北旅行シリーズ。5回目から最終日の11月25日の話に入ります。

11月25日の朝は、青森駅からスタート。青森駅で青い森鉄道の普通列車に乗り、八戸を目指します。
2年前までは東北本線として、特急「白鳥」「スーパー白鳥」「つがる」の走っていた八戸ー青森も、現在は青い森鉄道の普通列車と、大湊線への直通快速などが走るのみ。新幹線を使わずに走っていくのは少し時間がかかりますが、新幹線経由だと新青森乗り換えになるので、時間があって今回の「スリーデーパス」のように直接使うことが出来るのであれば、乗りっぱなしの電車の方が楽です。

青森駅にいたマルチプルタイタンパー

秋田色の701系。現在の青森駅には盛岡色の姿が無くなった

青い森鉄道701系が入線

この車両、IGR7000系同様のセミクロスシート車でした。ロング部分が3人掛けなので、クロス部分のシートピッチは普通です

待ち時間中に新青森へ回送する789系を撮影。青森車両センターからは、一度青森駅へ進入してから新青森へ向かうようになっています

青い森鉄道青森駅の駅名標

青森駅を出ると、東青森までの間は貨物用の引き込み線が見える

ちょっと遠くにEF510形の姿が。EF81形に替わって日本海縦貫線の主力機になりつつある

途中の浅虫温泉駅で少し停車。反対側を大湊線からのキハ40・48形が発車していった

浅虫温泉駅で発車を待つ青い森701系

待っていた理由は貨物列車の通過待ちのため。普通列車が貨物列車の通過を待つことは、他ではあまり無いことだ

八戸駅へ到着

八戸駅に到着し、ここからは八戸線へ乗り換えです。八戸線は東日本大震災で津波による被害を受け、今年の3月17日に全通するまでは、被害が比較的少なかった八戸側から順次開通していく形を取っていました。私は震災の起こる2ヶ月前にも乗車しており、その時も今回の旅行と同様に八戸から久慈までを乗車し、三陸鉄道北リアス線を通って、宮古から山田線経由で盛岡へ戻るというルートでした。今回、北リアス線は一部不通によるバス代替輸送ですが、あえてこの状態でこそ乗っておくべきであろうと、乗りに来た次第です。

前回は途中の鮫駅で下車するようにしていましたが、今回は乗り継ぎ時間の都合上、久慈まで乗りっぱなしです。乗車する列車は本来なら震災のあった2011年3月ダイヤ改正でデビュー予定だったキハ48形「リゾートうみねこ」。震災の影響で、普通列車としては使われていたそうですが、本格デビューとなったのは今年3月の全通時でした。かつては「き・ら・き・ら みちのく」であった車両です。乗車するのは、「き・ら・き・ら みちのく」時代の2007年10月以来ですので、久しぶりですね。私的には、キハ40系改造のリゾート列車における完成形であったと思える車両です。設備面ではJR九州の「はやとの風」「指宿のたまて箱」に勝っている部分もあるでしょう。ただ、車内販売(と言うよりお土産販売)は一部区間だけで、飲み物の自販機も使用停止しています。そのあたりは、乗車時間の長いところからすると、ちょっと困る部分ですね。

八戸駅での待ち時間中に、大湊線からのキハ100形快速「しもきた」がやってきた

こちらは八戸線のキハ40・48形

八戸駅に、「リゾートうみねこ」が入線してくる

塗装は変わっているが、形状は以前のままだ

側面の「うみねこ」ロゴ。そういや、リゾートのつかない「うみねこ」の方はどうしているのだろうか?

3号車指定席車の展望スペース。もちろん、指定席客のみの特権です。途中、自由席客が居座った時もありましたが、車掌の指定券チェックで追い出されました

3号車の車内。久慈方面の列車で3号車が先頭になります。つまり、久慈行きなら指定券を取った方がよく、八戸行きなら自由席の1号車の方が良いです

グリーン車並みの1列シート。座席間隔も広く、本当にグリーン車並み。斜め方向に回転して固定できます。座席指定時は、C席が1列シートになり、かつ海側になります

こちら2号車のボックスシート。畳に座布団敷きですがお座式車というわけでは無いですね。中央にテーブルがあるので、グループ客向けです。なお、自由席です

2号車のボックスはこんな感じ

反対側のホームから

2号車の側面に大きく「うみねこ」が描かれています

2号車はキハ48形の運転台がそのまま残っています

車内には津波発生時の案内が

ホーム上は、以前の「き・ら・き・ら みちのく」の案内のまま。「うみねこ」は、キハ48形「うみねこ」のことなので、この「リゾートうみねこ」ではありません

3号車の前面展望

八戸駅を出ると、しばらく八戸臨海鉄道の線路が並行して走ります

本八戸のあたりは高架線です

こちら八戸から種差海岸までご乗車された、車内販売というか「八戸魅力発信 うみねこ おんで隊」の方が乗り込んでお土産などを販売されました

お土産とサイダーを購入。サイダーはけっこう美味しかったです

おもに3号車でお土産を販売されていました

列車は八戸市街を走ります

鮫駅が近づいてくると、風景が少しずつ田舎風に変わってきます

鮫駅付近でようやく海が本格的に見え始めました。ここから先はもろに津波の被災区域を走っていくわけです

次回から、津波被災区域に入って行きます。過去の写真と合わせながら掲載していこうと思いますので、ちょっと記事を書くのが遅くなると思います。
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