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みやしたの気まぐれblog

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冬の田切駅掃除旅行 その4「須坂からスノーモンキーで湯田中へ」

2012-01-13 23:17:05 | 乗り鉄
シリーズも4回目です。

新宿から夜行で松本、松本から篠ノ井、屋代へ移動し、廃線の近い長野電鉄屋代線に乗って須坂へ到着しました。長野電鉄は屋代での職員配置が無いので、フリーきっぷを買おうとするとこの須坂で買うか、松代で買わないといけません。今回は松代を通過しているため、須坂で切符を買いました。長野電鉄のフリーきっぷは、以前から2日間全線フリーの「長電フリー乗車券」があるのですが、こちらは2260円。ところが最近は映画鑑賞券付きの「ながでんシネマきっぷ」がありまして、これが1日フリーきっぷ+映画鑑賞で1800円。長野電鉄に翌日に乗る予定は無かったので、使わない映画鑑賞券が勿体ないのですが「ながでんシネマきっぷ」の方を購入しました。購入後は、乗り継ぎの2100系「スノーモンキー」を待つ間、ホームに降りて車庫の電車などを撮影しました。

須坂駅の改札口のLED発車案内板

ちょっと位置が高くて見づらい時刻表

車庫に入っていく先頭車化改造車の8500系。東急時代も8500系である

こちらは信州中野行きの8500系。8500系の運用は、長野~信州中野に限定されている

側線にいた電気機関車ED5001。車籍の無い機械扱いで、構内の入れ換え作業に用いられている

測線上の3500系。かつては長電最大の主力形式だったが、徐々に数を減らしている

長野寄りの車庫には2100系「スノーモンキー」、1000系「ゆけむり」、3500系の姿が。2100系は元JR253系「成田エクスプレス」、1000系は元小田急10000形HiSE「ロマンスカー」である

2100系「スノーモンキー」、1000系「ゆけむり」を拡大

奥まっている1000系「ゆけむり」はさすがに撮影しづらい

反対側の湯田中寄りにも1000系「ゆけむり」が。朝の運用が無いため、2編成とも車庫に入っていた

数年前から留置されている10系「新OSカー」

前回も少し掲載したが、2000系A編成も10系と一緒に留置されている

2100系の横に、長野からの普通列車で、2000系D編成がやってきた

昨年引退予定であったところから、春引退へ延長された2000系。今回、この普通列車運用に入ることが公開されていたため、須坂で撮影したのだ

長野側のヘッドマークは、七味唐辛子の宣伝物でした。湯田中側も最近売り出している2000系七味唐辛子の宣伝物です

美しいクラシックスタイルの2000系。この電車はやっぱり好きですねえ

須坂までの運用だった2000系は側線へ引き上げました

須坂での待ち時間の後、2100系「スノーモンキー」のA特急が到着です。JR東日本で253系という形式名で誕生したこの電車は、都心、神奈川県、埼玉県から成田空港を結ぶ特急「成田エクスプレス」として活躍していました。しかし、成田空港拡張と成田スカイアクセス開業への対抗のため、陳腐化してきた253系はE259系に置き換えられ、最終増備車は改造して1000番台となり「日光」「きぬがわ」へ。残りの車両はほとんど廃車になりましたが、3両編成2本が長野電鉄へ移籍しました。JR時代のスタイルをほぼそのまま残しつつ、2100系「スノーモンキー」と名付けられた電車は、追加料金100円で乗れる特急として長野~湯田中を運転されています。ちなみに「スノーモンキー」とは、ニホンザルの英名ですが、特にこの場合は終点の湯田中より奥にある、地獄谷野猿公苑で温泉に入るニホンザルのことを指しています。

車庫に止まる2100系の横を、長野から来た2100系が通過する

須坂駅へ入線する2100系「スノーモンキー」

行き先は湯田中。成田空港でも東京でも新宿でも横浜でも大宮でも無い

3両中2両は集団見合い式ボックスシート。JR時代のままだが、今時の特急よりは設備が劣る

リクライニングしない、方向転換できないけど、シートの座り心地は悪くない。一応テーブルはあるし、座席間隔は広め

後ろから見た座席

湯田中寄りの1号車のみ、回転式リクライニングシートで、荷物棚も含めてJR時代に改造されたもの

これは回転式リクライニングシート

1号車の先頭部には4人用個室(かつてのグリーン個室)があり、「Spa猿~ん」と名付けられ、1000円で利用可能。ただし先着1組だ

先頭車では、デッキから前面展望も楽しめる

デッキにあるLEDの表示

東急車輌での製造時の銘版がなぜか英語。昨年の改造時の東急車輌の銘版と、長電テクニカルサービスのシールが貼られている

小布施を過ぎると、住宅が減って徐々に山の中に入っていく

信州中野を過ぎると、ずっと山登り。車窓には美しい景色が広がる

成田エクスプレスでは味わえなかった、自然の美しい雪景色。2100系の大きな窓が嬉しい

2100系「スノーモンキー」で景色を楽しみつつ、終点の湯田中へ到着。ちょうど1年ぶりにやってきました。

湯田中に到着した2100系「スノーモンキー」

駅の外から。かつてあった駅構内スイッチバックは昨年以前に廃止されている

次回は渋温泉へ向かいます。
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