おじい様の独り言

地球一周ウオーキング(4万キロ)に挑戦、 2018.1 目標達成
『おじい様・・』は孫との会話中に 生れた固有名詞です

曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 

2011-10-09 | もっと 知りたい
♪♪ 赤い花なら マンジュシャゲ オランダやしきに雨がフル・・・・・♪♪
小学生の頃 意味も全く分からず よく歌い 不思議なことに今でも歌詞をよく覚えている。同輩の友人も全く同様という。最近 ヒガンバナ=マンジュシャゲとわかり。 この歌と花について少し調べる。歌は 長崎物語 花は興味深い別名の多いことがわかった。

「長崎物語」
赤い花なら 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
阿蘭陀(オランダ)屋敷に 雨が降る
濡れて泣いてる じゃがたらお春
未練な出船の あゝ鐘が鳴る
ララ鐘が鳴る 
幕府の鎖国政策のため、混血のお春が遠いジャガタラ(ジャカルタ)へ追放になり、望郷の気持ちをうたったとされる ジャガタラお春の逸話が全国に広がり 異国めいた雰囲気を持つ花のイメージが、国外追放に遭った人々の心にマッチしていたためだと思われた


ひがんばなは秋の彼岸ごろ開花することに由来。別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかないというものもある。別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来。また、"天上の花"という意味もあり、相反するものがある(仏教の経典より)。仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものである(近縁種ナツズイセンの花は白い)。 『万葉集』にみえる"いちしの花"を彼岸花とする説もある。「路のべの壱師の花の灼然く人皆知りぬ我が恋妻は」(11・2480) また、毒を抜いて非常食としている事もあるので、悲願の花と言う意味もある
異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあとも 日本では不吉で忌み嫌われることもある。日本での別名・方言は千以上が知られている 
 英名Spider lily(蜘蛛ユリ)は花から確かに蜘蛛が連想される
コメント
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