肝冷えた落し物

　箱根のはなしを書きたいが…。また箱根の話は遠くに。

　本日、隣町の百貨店に帰省の航空券にレンタカーのチケット代金すべて支払い済みを取りに行って落とす。気づいたのは帰宅後。どうすんの、チケット受け取った後に買ったお土産の山。友人だけでなく病後のオバがお世話になっている人らにも買ったこの菓子折りの山。

　百貨店と旅行会社に急ぎ電話を掛ける。百貨店からは「そのような届け物はない」。旅行会社へは「航空会社などに連絡をとり、再度電話します」。人々に踏まれそうになりながら、通路かどこかの隅にぽつんと放置されたチケット一式を思う。・・・しばらくして百貨店から届けがあったと電話を貰う（感涙）。届けてくださった方に多大な感謝を！！お礼したい！！！その方にいいことがありますように。パチンコする人なら玉が出ますように、競艇する人なら穴がきますように、バレンタインに誰かに告白する人なら、その恋が成就しますように。

　２年前の春も、亡き母の形見のダイヤを落とした！と渋谷駅の改札前で気づき、改札と乗っていた電車の間を再度歩いて見つけたことがある。心底冷えたこの出来事。その後ダイヤは使っていない。怖くてしまってある。

　帰省に対して友人と会う以外は気が重たかったからチケット落としたのかなぁ。