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仁義なき戦い 完結篇(1974年)

2009年08月25日 | 本・映画
 この一つ前の作品が事実上の完結編ということだからか、こっちには文太さんは余り出てこなかった。残り30分くらいで網走から出所してくるんだけれど、残り30分で持って行ってくれましたわー。かぁっこいい。映画は相変わらずテンポよくリズミカルに進む。30分に一度くらいどこかの組長がどこかの若いのに殺される(或いは殺されかける)のだけれど、「太陽にほえろ!」の殉死シーンのように、その殺され方が毎回マンネリにはならなくてみせてくれる。今作では松方弘樹の殺され方がただ殺されるだけじゃなくて格好よかった。作中通して松方弘樹の演技がいい味出していたなぁ。「元気がでるテレビ!」の黄色いハンカチで泣いちゃう彼じゃなかったよ。田中邦衛の着物が格好よかった。宍戸錠はほっぺが痩せているので全然本人と分からなかった。とにかくみんな若い頃かっこいい。映画のジャンルのせいもあるのだろうけれど、出演者みんなギラギラ感が男の色気っつーか昭和の俳優って感じでいい。任侠映画なのに変な濡れ場がないのもいい。
 ダイナマイトどんどんで文太さんの浴衣姿を見てから、「日本人はやっぱり着物か」と残暑の今頃に浴衣着たくなっています。わたしのはウサギ柄でまったく極道ちっくではないけれど…。

 昨日は山下公園の近くにあるold linnerというショップのバーゲンを狙って行く。しかし店が潰れていた。好きな感じの衣類があった店なのに残念。せっかくあんな場所まで行ったので、山下公園(画像)でセガレを放牧。帰路は大雨だった。
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