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隣る人

2012年09月13日 | 本・映画
 何でこの映画を知ったのかなー。宇多丸さんのラジオだったような気がするんやけれどもう思い出せない。東中野とか都内一部の映画館で短期間の上映日があると調べはつけつつ、横浜のシネマジャック&ベティでも上映をやると公式HPで見た。ただ、その日にちがいつになってもはっきりせず、わたしにしては待った作品。ジャック&ベティでもそう長く上映はしない。その中で、偶然平日の休みで行ける日があったので行った。
 映画館へ行く道すがら、間違えてひとつ手前の駅で下車し改札まで出てしまうミス。駅にある駅周辺地図見てもピンとこず。ここは大好き旅館山城屋旅館の駅ではあるが。映画にどうにか間に合う。ただ、残り30分を残して退席してしまった。メガネが、画面との距離に合わず胸やけして気分が悪くなってしまった(汗)…。いつものメガネじゃ度が強すぎて。だからといって外すと見えなくて。つけたり外したりで頑張ったけれど。今思えばメガネ外して最前列で観れば良かったんやけれども…。今度から映画館へ行くときは、度が強いものとパソコン用の近いところを見るメガネ、ふたつ持参しよう。帰りにパンフレットを買うと、その中に映画のト書きが掲載されていた。わたしが観られなかった部分をもちろん即効読む。そして電車内でマジ泣き…。

 この作品はとある児童養護施設の8年間を追ったもの。この夏、こういう施設のことをみっちり読む機会があり、その数字や周辺のことを知るにつれてこの映画のことが気になった。何度も予告編を観た。ドキュメンタリーだから自然のことばしかないのに、作られたことば以上のことを、こどもが言うんよねー。素のことば、振る舞いだから、こんな表現でしか書けないのが残念やけれど胸に迫る。子どもと暮らすようになって思ったんやけれど、子どもには敵わない。ネガティブな意味ではなく、単に実感として、「もう自分なんてここまで」と思った。ただのお涙頂戴映画としてではなく、色々考えさせられる。色々な問題が絡み合っているように思える。関連の書籍も今後読んでみたい。来月大森で上映があるようなのでぜひ行きたい。今度はめがね二つ持参!
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