ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

妄想未来

2009年08月15日 | 落語
 先日、郵便物を集荷する初老のおじいちゃん予備軍の方を見た。あぁいう老後をおくりたいなー。孫と空手の稽古へ行くことと、集荷の仕事、そして週末は競艇。これで十分だなーと妄想。

 ずーーっと書く機会を逃していたのだけれど、6月13日(土曜日)に行った小三治一門会。チケットがネットオークションでは定価の三倍にもなっていた。一門会には初めて行ったのだけれど、それはそれはすごい熱気。普通の寄席や独演会とは違ってフェスのような熱さだった。
 特別企画として、稽古をつけないことで有名な小三治が、くじで決まった弟子に稽古をするというのを見られたのは貴重な経験だったのでは。その稽古や話が長くなり、大好きな三三の落語は5分になってしまったけれど。

 落語家には師匠がいて、その師匠について話すときの落語家の表情が興味深い。芸事を習い、譲り受けるだけでなく、まずは師匠の身の回りの世話から始まる入門時代は、理不尽なことばかりだそうで、それをやってのけられるのも、師匠に惚れているからだと読むことが多いん。親へとも恋人へとも違う、強い「好き」という思い、男が男に惚れるというのはこのことか?と思うんです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« twitter始めましたー | トップ | ダイナマイトどんどん(1978年) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

落語」カテゴリの最新記事