ポップアップトースター

　春から仕事を増やして二足のわらじ。もともとやっていた職場はたくさんの日にち働かないので
二足履いている人はチラホラおる。大学の保健室と兼務している看護師の方やほかの託児所と
兼務の保育士など。わたしは週に一度お受けしていたファミサポの保育園児送迎と武蔵新城の灯台屋さんの
お店番灯台守が同じ時期に終了することになったときに、自分の星チャートを元に灯台屋の店主である
もずくさんに星の基本レッスンを受けている際に「ボランティア」というワードを何度か言われており、
そこが引っ掛かっていた。星レッスンを受講するきっかけになった渋谷占いハウストリンのサビアン氏に
「一期一会な仕事が向いている」というワードももらっていたのもずっと引っ掛かっていた。

　ちょっと暇になるし、NPO法人フローレンスの代表駒崎理事のブログか何かで知っていた
里親の活動をしているとHPにあるNPOのボランティアに応募することにした。ボランティアげなしたことないけん
イメージ浮かばんけどまぁ良かろうと。するとあちらからの回答は「面接したいから履歴書持参でいらして」との
こと。ボランティアに履歴書？と不思議に思ったが持参して出発。まだ春物のコートが必要な頃だった。

　事務所に入ると代表の女性がお話してくれた。HPに掲載していない非公開の事業についての解説だった。
それをHPでオープンにすると必要でない方が混在してしまうので、少ない人員で必要な方へ支援を送りたいからと
HPには掲載していない活動の話だった/個人情報を除く事業の話は口コミしてもらってOKです、
人員が足りていないのでやりたい方いらっしゃったらご紹介下さいとのことでした。
その活動は、東京都２３区から依頼されたちょっと心配なご家庭へ、一応３か月という期限つきで支援に入る仕事」。母子支援事業。
わたしがやりたかったことに近い。色んな形の母子支援はあるだろうが、わたしの現在置かれている環境で
可能な時間や曜日で出来る支援としては条件がちょうどフィットする。
支援の形は様々なようで、本当はお宅の衛星環境を改善させたく入りたくても「家を触られるのは抵抗がある」と
おっしゃるのならば、お子様の学習支援という角度から入っておうちの片づけ等へたどり着けるようにすることも
あるらしい。春先から研修をスタートして今はひとりで週に何度かお宅訪問して色々なお母さまとお子様に
会っている。これが想像以上に味わい深い日々。

　昨年の秋からスタートした仕事は児童館内一時託児所のスタッフ。こちらにはお馴染みの顔もあるが、
ほぼ一期一会や時折利用のお子様を預かる。看護師や保育園の元園長で年齢はお孫さんがいらっしゃる方が
多いスタッフで保育をする。ここでの仕事が新しく始めた仕事に役立ち、今、両の車輪のようになっている。
そして両方ほぼ「一期一会」。価値観も世代も違う人たちとひとりの子どもについて語るとき、色々な
価値観や切り口が出て興味深い。それがひとりでおうかがいする新しい仕事で生きる。
　自分が未就学児を育てよる頃はまだ保育士資格勉強中で現場に入ったのは息子が一年生の頃。そこからは
育児に関して驚きの連続。「こうすれば良かったんやΣ（・□・；）！」。寝かしつけもうまく出来ていなかった自分。
しかし、この「出来なかった」から今支援に入る方々の戸惑いがすごく分かる。自分もそうだったから。
支援に入りながら共感する。
　アンパンマンやJAFの方みたいな仕事がしたかった。なのでわたしの「保育士資格」を考えたとき、
新しい仕事は似ている気がして、生まれて初めて遣り甲斐ってものを知ったような最近。遅かったなぁ(;^_^A。
　保育の道に入って５年目。子ども大好き！ってわけじゃない、お母さんを助けるために取った資格なの！と
今までぐだぐだしていたが、やっと少し芽が出た気がする。この仕事をステップに次はこれやってみたいけど、
みたいなのも薄っすら出現。

　昔遊んでいた遊びが今も楽しいとは限らないと先日体験した。
酒にも夜更かしにも弱くなった。体力も落ちた。限りある自分の資源。
新しい楽しみもある。２０年前の自分からは想像できないような所にたどりついている。

●今日のネコノヒー●
　二巻読んでさらにネコノヒー大好きになっている。二巻でポップアップトースターをネコノヒーが使っているのを
読んで自分も使ってみたい気持ちに。しかしパン余り食べんけん買うってのもなー。どっか使える所ないと？と
調べたらVIRONの食パン専門店で使えるとの情報。しかし並ぶみたいでね～。並ぶの嫌～。
すると自由が丘のToffyでポップアップを体験出来るみたい！これは行ってみたいな～( *´艸｀)。