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降伏の記録 読了

2017年12月15日 | 本・映画
・自分の当たり前を人の当たり前だと思っている
・柔らかい物言いにしようとして、主語述語が抜けて結局何言っているか不鮮明

 昨日職場で注意を受けて感じたこと。
わたしはもう四十路ですし、高校卒業して保育学校行って新卒から保育現場で
やっていた人の方がずっと保育の仕事は出来ると
認識しているし、保育の現場はどこも流儀が違うから新しい現場に行ったら
ゼロからそのやり方に従う気持ちもある。また、上の人のニーズにも
合わせて摩擦も少なくしたい、仕事で自己主張するなんて何にも考えていない。
時給で仕事して終わったらとっとと帰りたいだけ。
 今の職場での再古株の人。あっちはあっちで「何で自分が言っていることが
伝わらないのかしら、こおんなにやさしく言っているのに」ぐらい思ってんだろうなー。
でもこういう人って自分がルールで正解だから、相手がどう変えてももう何も
感じなさそう。何やっても袈裟まで憎いっつーか。週に一度しか合わない彼女に
自分のニーズを汲み取って動けみたいなこと言われても(;'∀')。
ニーズをちゃんと伝えて欲しい。伝えたつもりなのかなー(・・?
現場のリーダーはサバサバした良い子だから、仕事のことまた聞いてみよう。
あと気にしない。相手の感じ方を自分の頑張りで変化させるのは出来ない。
努力はする、でも気にしない。 気にしぃだから難しい。

●降伏の記録/植本一子● ネタバレ注意
 読了。
 彼女の本全部読んだけれど、一番完成度が高いのでは。
「わたしは石田さんにやさしくされたと感じたことがない」というような内容を
作者が夫のECDにメールすると、「おれは人にやさしくされたいと思ったことない」
と返信があった、と巻末の書き下ろし。これで今までのすれ違いも、
すれ違いによって作者が引き起こしたドタバタも、分かったような気がする。
「尊敬」ということばで曇らせてきた関係というようなことも書いてあった。
わたしも読了後感じたが、「尊敬」、難しいなぁ。
夫婦になったらメガネ曇らせろって結婚式の話でも聞くしね…。
メガネピカピカなまま暮らしていくのだけでも結構大変なんじゃ?
だからピカピカメガネでいられる場所があるとそこで生き生きしたり
ほっとしたりするんだけれど。作者がいっている夫婦は確かに理想
だけれど、ねぇ、うーん…。とはいえ、良い本だった。

 
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