ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

お受験2

2024年05月04日 | Weblog
 息子は自身の受験が終わった日のブログ
エンドロール - ひねもす日報を懐かしく読むことが
あるそうで。「お母さん、このこと終わったらエンドロール
2で書きなよ」と言ってくれていた。

 保育士を受験した時は嬉しくてすぐに書いたのだろうが
この度は何だか合格した後もその前後から諸々忙しくなって
しまって、自分の記録用にやっと書く。このブログはわたしの
遺書であり、息子が大きくなったときに「今日のセガレ
○ケ月」の項を読んでくれたら良いなって思っているやつなので。
もう「誰かが読んでる」視点も無い。そんなの考えて
たら書けない小心者のわたしだ。

 この春社会福祉士という国家資格に合格した。
もうそこまでの道のりの長さと労力を振り返ると、
これは自分自身にメモしときたいなと。
 現在息子が新高2なんやけれど、彼が中学二年の10月に
わたしは大学へ3年次編入した。
社福になるにはいくつかルートがある。
わたしは実務経験がないのでどこかで実務るか、
大学行くかしかなかった。養成校に一年行けばOKなど、
それまでの各人の経歴でルートが違うので、
どのルートで「受験資格」を得るかは人それぞれ。
実務を積める場所も探したけれど、
所属しているNPOの方と話す機会があり、
その方から「実務より学校が早いかも」とアドバイスを
もらって悩んだけれど、学校にした。
 
 仕事はフリースタイルのシッターだったことが
助かって、定期のご依頼は受けないってことに。
自分の自己紹介に
「授業やレポート提出、実習に受験のための勉強があるので
制約があるシッター」と表記した。
すると、ご依頼者さまたちから、
わたしの学ぶ姿勢によりポイントが上がるということが
多かった。これは想像外のことだった。みんなパトロンみたい
に応援してくれた。わたしもバリキャリマザーたちに
時短家事や調理の負担軽減についてたくさん相談した。
お若いママさんたちの持つ情報に助けられたことがたくさんある。
 
 通信制の大学ではあるものの、学校に行く日もあり、
3年次は共通科目を取らないかんくて、
教職を取る別の学部の若者らと一緒にオンラインで授業を
受けたりZOOMで4人一組のグループに分けられて
発表するなどしていた。通信制の大学は、学生時代みたいに
仕事もせずにただ毎日学校に行っているわけではないのが
大変だった。何か質問したくても「学生課行って聞けば
いっかー」ではない。何か穴があったら進級も出来ない。
「通信の大学 卒業 できない」という検索ワードが
山ほどあって怖かった。そのため、細かく質問する日々が
卒業まで続いた。指導教官や実習の先生、事務局の方からの
アドバイス通りに行う日々。
4年次は同じ学部の子らとの学び。
北海道から宮崎までいる生徒たちとZOOMでリアルで学び
発表し続ける。並走して受験勉強と受験のために
必須である180時間以上の施設実習、
実習のための準備授業と終わった後の発表などを
受験勉強と併せて行っていた。実習先で出会う医学部や
保育の大学の若者らとのふれあいも新鮮だった。

 大学入学前に、渋谷にある福祉に特化した
ハートフルハローワークさんに社福取得の相談へ行った際に、
「学校へ行くでも現場経験積むでも、受験を決めたなら
一科目でも早く勉強しなさい」とアドバイザーに言われたんですね。
「そんなに大変なんや」と認識出来た。

 社福は昨年と今年は急に合格率が上がっておるのですが、
先輩曰く「現役生(現役の大学や養成校の年齢の子)と
社会人の合格率は同じではないから注意しなさい」と
言われていた。このカラクリよ・・・。

 実習は障がい者の方の施設だったんだけれど、
同じジャンルの施設でも当たり前やけれど運営側の姿勢で全然違う。
わたしは昨年先輩が行かれて「本当におすすめ!」という
ことだったので決めたのだった。本当は母子福祉支援施設に
行く予定が、コロナの影響で突然NGになった。
そこから飛び込み営業のように自分で実習施設を探す
一ヶ月が始まって辛かったなー。

 社福を持っている身内やお友達に相談させて
もらえたことも助かった。社会人から社福受験を経験し、
今その業界でお仕事されている先輩からのアドバイスに
救われた。
 
 受験はわたくし事なんやけれど、対息子にも
影響が。それは、思春期に親が自分のために学んで
怖がりまくりながら受験当日を迎え、
発表を見る流れを目にしたこと。
 彼もこれから大学受験なんやけれど、
「うちの母親○○女子大に内部進学のくせに早慶行けとか
言ってきてむかつく」とか、クラスの声であるらしい・・・。
そこに、3年次→ひたすら単位取得の為にレポートを書く、
受験勉強も少し触る、
四年次→単位のレポート終わったら実習周辺のレポートや
発表のパワポ作り、実習施設にも毎日レポート提出、
卒論→受験勉強をした姿を目にしているので
その点ちょっと違うっぽい。とはいえわたしも
「受験ってこんなに大変なんや!もう息子の受験には
口出ししない」と伝えてある。実際息子の大学については
夫に丸投げしてある。

 合格発表の日は恐ろしくて平日の14:00に
ネットで合格者の受験番号が掲載されるサイトに
アクセスできなかった・・・。その日は仕事にしていて、
昼過ぎに終わる現場。息子は定期テスト前で塾にいた。
「お母さん絶対自分でアクセスできんけん、息子に
見て欲しい・・・」と依頼するも、うちの息子はガラケー
なので結局わたしのスマホを彼に渡すことに。
雨が降っていたあの日。塾近くの雨をよけられる場に待ち合わせて
スマホとQRコードを渡す。待っている時間の怖さよ!
「あったよ」の声を聞いた時じんわり泣いてしまう
46歳・・・(;゚ロ゚)。「あんなに勉強していたんだから
あるに決まってるって思った」と息子は言うが、
だからこそなかったら絶望過ぎだった。
 合格発表までの一ヶ月間のしんどさよ・・・。
とか、とか、まだ補足はたくさんあるのだけれども、
今日はここまでで。

○プロレス○
 昨日歯磨きしながらテレビつけたら
プロレスがあっていた。めちゃくちゃ面白くて
びっくりした。今度興行観に行ってみたい。
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